夜兎である私の転生先はコナンの世界！？[名探偵コナン][銀魂]

45話 ページ47

Aは帰りながら考え事をしていた。




私が今守りたい大切なものをこの先も存在し続けるものとするにはどうしたらいいのだろう…。

黒ずくめの組織はきっと私達夜兎族を狙っている。戦力になるからだ。暗殺だけじゃなくて正面突破も可能である。神威はもう組織に存在が知られているからせめて……神楽だけでも隠したい。

守りたいモノは簡単に手のひらから零れ落ちる……。

守りたいモノは自分を弱くする……。

守りたいモノはきっと……………………………









無い方がいいんじゃないのか。


｢はっ｣
駄目だ…こんなことを考えていたら……。

私は考えを振り払う方に頭を横に振った。


それよりも、対策を考えよう。
ジン、ウォッカ、ベルモットそして、バーボン。
きっと彼らが今回の私の………いや、私達の主な敵となる。


以前も、ジンからバーボンという名前を聞いた。きっとその人は私の周りの人間なんだろうな。
『バーボンは使いやすい。』
こうジンは言った。
その時私は素直に嵌められたんだと思った。

私達に情報を与えた人間。
その人は確か……………………………………………………









｢おや？Aさんじゃないですか。｣









｢安室さん…………。｣

彼だ。

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