26話 ページ28
カラン カラン
「「!!」」
私と銀時はバッとポアロの扉を見た。
コナンくん達はこちらを不思議そうに見ている。
一瞬とても鋭い殺気が向いていた気がする。
この感じ…………とても懐かしい。
「ねぇ銀時。」
「わぁってるよ。」
「………………久しぶりだネ。神威。」
「あれーバレちゃったかー。」
声だけ残念そうに、だが顔は笑顔を崩していなかった。
「A。
太った?」
「「おりゃああああああああぁぁぁ!!!!!!」」
私と神楽のキックが神威の方に向かった。
が、それはいとも簡単に素手で止められてしまうのだった。
「何言ってんだクソ兄貴。A姉はいつでも可愛いアル!」
私の代わりに怒ってくれる神楽。推せる。
たまにひっどいこと言うけど。
「例えA姉が太ってても私はA姉は可愛いと思える自信があるネ!!」
ほら、ね?たまに……そう、たまに。
「ふーん。まあそんなことはどうでもいいヨ。」
わざとらしく中国っぽいアレ(?)の感じで話しやがって…。腹立つ←
「よいしょ。」
ん?なんかお腹に違和感が……。
アレ?神威の腕が私のお腹を包んでる……?
しかも片手で。
嫌な予感がする……。
「今はAに用事があるから。」
そう言い残して神威は走った。
わざわざ私を連れて。
「お、おい!!A!!!」
そう言った銀時の顔は私が死んだ時と重なっていたのか、いつも死んでいる目がなんだか悲しそうに見えた。
「ふざけんなぁぁぁぁああああああ!!!」
あ、今道を走ってます。
正確に言うと、走る神威に抱えられてます。うん。景色が凄いスピードで変わっていく。都会だね。
奇声をあげる私を抱えて走っているせいか普通に歩いている人達がめっちゃびっくりしてる。あれだよ、多分。ドップラー効果ってやつ。救急車がピーポーするやつ(語彙力)
「はい。着いたヨー。」
ドサッ
「い“ッッ」
え、女の子をおろすやり方ですか?それ。
ありえない……!!
「ジン、連れてきたヨ。」
「随分かかったじゃねぇか……………………久しぶりだなァ。A?」
路地裏で会った銀髪長髪スカーフ…←
ラッキーナンバー
8
294人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
蓮(プロフ) - にわなずなさん» ご指摘ありがとうございます! (2020年1月19日 22時) (レス) id: c996e12483 (このIDを非表示/違反報告)
にわなずな(プロフ) - 18ページ再開じゃなくて再会です (2020年1月19日 20時) (レス) id: d640b39bc8 (このIDを非表示/違反報告)
蓮(プロフ) - 銀魂が超スーパーウルトラミラクル好き!さん» ご報告ありがとうございます!全然気付きませんでした……( ̄▽ ̄;)以後気をつけます! (2019年5月19日 10時) (レス) id: c996e12483 (このIDを非表示/違反報告)
銀魂が超スーパーウルトラミラクル好き!(プロフ) - 38ページ文字化けしてますよ! (2019年5月19日 9時) (レス) id: 05c8fb5aea (このIDを非表示/違反報告)
蓮(プロフ) - ゆきなさん» コメントありがとうございます!これからもキャラはどんどん出していきたいなって思っているので少々お待ち下さい! (2019年4月24日 21時) (レス) id: c996e12483 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:蓮 | 作成日時:2019年4月2日 20時