夜兎である私の転生先はコナンの世界！？[名探偵コナン][銀魂]

23話 ページ25

｢ってことがありました。｣

そういえば…あのとき確かに『神威』って…。
そうか、あいつもここにいるのか。あいつとは絶対に戦いたくない。あんな戦闘狂と戦うのはごめんだね。私が死ぬ。

｢なるほど。Aさんはどうやら狙われているそうだ。｣

顎に手を当て、考えるようにして安室さんは口に出した。

｢A姉ちゃんが危ない……。｣

コナンくんがそう言った。
まあ確かに危ないね。私神威と殺り合ったら多分死ぬ。私は今はもう何も訓練とかしていないから……。人よりは強くても同族だと…。まあ銀時達は別だけどね。

｢まあ、気のせいかもしれないし！｣

今日は帰りますと言おうとしたその時、

｢A姉はそれだからすぐそういう奴らに狙われるネ。｣
｢まあまあ。神楽ちゃん、Aさんにもある程度の考えがあるってことで…。｣
｢うるせぇんだよ、新八。｣
｢なんでー！？｣

まーたこりゃ騒がしくなるわ。

｢やあ。万事屋の皆さん。｣
銀時、神楽、新八くん。ちゃんと3人揃って…。

｢あ、銀時。まさか…。神楽と新八くんをまたあんたの傘下にした訳じゃ……！？｣

そんなことがあったら最悪だ！

｢大丈夫ネ。あんな給料も貰えないブラックな所で働く訳ないアル。｣
｢まあ、僕はやるとしたらバイトくらいかなぁ…。やっぱり銀さんには着いていきたいし……。｣ﾃﾚｯ

そう言って新八は恥ずかしそうにして頭をかいた。
ただし、

｢あんたには聞いてない。｣
｢Aさーん！？｣
｢なんか俺、めっちゃボロクソ言われてね？｣

万事屋が登場しただけでここまで騒がしくなるのか。てか、よかった。まだ彼らは未成年だからあんな所で働かせられない！！もしそんなことがあったら堂々と警察(新選組)に突きつけてやる！タダ働きなんですー！！って言えばいいよね？

｢Aさん？この方々はもしや…。｣
｢そうです。私の古い仲間です。｣

そう言えばきっと安室さんは理解してくれるだろう。

｢なるほど…。彼らも。｣
｢はい、そうです。｣

あ、そうだ。この状況を利用しようか。

｢だから！その人たちの件についてはこいつ等に頼みます！！｣



｢｢はぁ！？｣｣
｢｢｢？？｣｣｣



｢本気ですか！？｣

肩を鷲掴みにされ、思いっきり揺らされた。
そう、安室さんに。
正直痛くて気持ち悪くなってきた。

｢こ、コナンくんんん…。｣

｢…………ちゃんと話を教えてくれないなら僕は止めないよ。｣

裏切り者めぇぇ！！！









作者から

一部修正しました。

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