✧彼の元に帰ってみた ページ19
こっそり逃げ出して、帰ってきたよ。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
Naさん
「･･･････おれをおいてった気分はどう？」
彼の依存に疲れ切って彼の目が届かないところまで逃げていた。今頃は冷静になっているだろうと帰宅すると、彼は真っ赤な液体を滴らせるカッターを握りながら呆然と座り込んでいた。
「さぞ最高だっただろうね。俺は最悪だけど」
傷ついた腕からは血が止めどなく流れている。虚ろな目で貴女を睨みつけてくる彼は、とことん貴女に罪悪感を抱かせるために言葉を吐く。
＿＿＿あなたはどこまでも依存して、縛り付けてくるんだね。
Brさん
「ねぇ、なんで、なんでこんなことしたの、！？」
彼は帰宅した貴女に珍しく泣きついてきた。貴女が数日も居なければ妄想も意味を成さないらしく、貴女を責め立てる言葉の間で愛をこぼす。
「っ、ほんとに、A、？でも、僕のAは、こんなことしないし、･････っ」
僕のAならあいして、とそれだけ呟いて彼は貴女に抱きつく。今日は貴女が彼を甘やかす番だ、とでも言っているようだ。彼は貴女に抱きつきながら、ずっと泣いて貴女を離さない。
＿＿＿出ていったことが、愛想を尽かしているって気が付かないの？
Shkさん
「っ！！なぁ”！なんで出ていった！？」
彼は久しぶりに見る貴女に向かって声を荒らげて、貴女の肌に爪を立てる。貴女は痛みで顔を歪めるも、怒りに支配されている彼にはそれが見えていない。
「お前は痛みでわからせないとわからないらしいからな」
数日にわたって痛みを味合わされ、衰弱した心に愛を囁かれる。抵抗する気すら失った貴女を見て、彼は満足げに、それでいて狂ったように笑う。
＿＿＿痛みで支配できるなんて、大層幸せな頭だね。
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ばぐのばく(プロフ) - 赤い蜂蜜は甘いさん» リクエストありがとうございます！是非書かせていただきます！ (2022年8月16日 12時) (
レス) id: c1506ac0fe (このIDを非表示/違反報告)
赤い蜂蜜は甘い - リクエスト失礼しますね、夢主がなんらかの事故で植物状態になったら、というのを書いてくださると嬉しいです。応援してます (2022年8月16日 12時) (レス) id: 82080fd69f (このIDを非表示/違反報告)
ばぐのばく(プロフ) - まどかさん» そう言って頂けて、とても嬉しいです！ちなみにshkさんの思いは、属性がヒントになってます(ﾎﾞｿｯ (2022年8月14日 22時) (レス) id: 33780c91d6 (このIDを非表示/違反報告)
まどか - リクエスト書いてくださりありがとうございます！すごく良かったです！shkさん、どんな思いを込めたんだろうって気になっちゃいました笑 (2022年8月14日 22時) (レス) id: e1c155a7b9 (このIDを非表示/違反報告)
ばぐのばく(プロフ) - まどかさん» リクエストありがとうございます！了解しました！ (2022年8月12日 12時) (レス) id: c1506ac0fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ばぐのばく | 作成日時：2022年7月24日 22時
