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やばい、緊張する
よくよく考えたら柱って鬼殺隊最強の称号なわけでしょ
そんな人達に挨拶とか緊張しない人の方がいないじゃん
待って怖い
なんだこいつ的な扱い受けたりしないよね…
?「しのぶちゃん!いなくなったからどこかに行っちゃったのかと思ったわ!」
し「今宇髄さんの継子のAさんとお話していたところなんです」
?「まぁ!気になるわぁ!」
え?このスタイルいい人が?柱やってんの?見た目そんな感じしないけど…
し「Aさん、この方は恋柱の甘露寺蜜璃さんです」
蜜「Aちゃんいい名だわ!これからよろしくね!」
そう言って蜜璃さんは私の手を両手で包みぴょんぴょんしている
『よろしくお願いします!蜜璃さん!』
蜜「やだっ!宇髄さんったらこんなに可愛らしい子を継子にしてたなんて!どうして言ってくれなかったんですか」
『か、可愛いだなんて…』
この人を前にして自分の顔を思い浮かべるともう天地の差ほどあるのに…
『蜜璃さんの方が私何かより何千倍も可愛いじゃないですか』
蜜(やだもうこの子!なんていい子なの!私が育ててあげたいくらいだわ!)
「おい」
突然割って入ってきた声の方を見れば
顔に包帯を巻き、蛇を連れた男性が立っていた
?「お前が宇髄の継子の夕霧とかいうやつか?」
おぉうなんかすごい上から目線で話しかけられた
いや、柱だからそうなんだけど
『まぁ、はい、そうです…』
?「甘露寺のことを気安く名前で呼ぶな。お前みたいなやつは話しかけられるだけでも幸せだと思え。そもそも挨拶を気軽にかわせるほどのやつじゃ無いだろ」
『………………』
めっっっっっっちゃネチネチしてんなこの人
つーか分かりやすすぎだろ
どんだけ蜜璃さんのこと好きなんだよ
蜜「ちょっと伊黒さん、そこまで言わなくても…そもそも私から話かけたんだし…」
伊「ふん、甘露寺の優しさに感謝するんだな今回は特別だ」
伊黒さん、そう呼ばれた人は私を睨んで帰っていってしまった
し「大丈夫ですか?Aさん」
『全然大丈夫です…けど、なんというか…』
宇「あいつ相変わらずネチネチしてんのな。つーかいい加減素直になりゃいいのによ」
そうそれ!思うことは同じか
蜜「???どういうこと?伊黒さんは誰かを好いていらっしゃるの?」
『え、気づいてないんですか?』
あれほど分かりやすいのに?
し「まぁ、こちらの話です。他の方のところ行きましょう」
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流星群(プロフ) - マロさん» ありがとうございます!そこまで言って頂けるなんて…!伊黒さんend了解です! (2020年3月20日 18時) (レス) id: 6549512396 (このIDを非表示/違反報告)
流星群(プロフ) - 時雨さん» 何度もすみません!全員っていうのは柱とかまぼこ隊(禰豆子を除いた)12人分ってことでしょうか?理解力無くて申し訳ないです! (2020年3月20日 18時) (レス) id: 6549512396 (このIDを非表示/違反報告)
マロ(プロフ) - 初めましてマロと申します。楽しく作品読ませて頂いております!! ヤンデレすきなので、この作品に出会えて嬉しいです笑 もし可能でしたら伊黒さんend等も書いていただけないでしょうか?可能でしたら是非ともお願いします! (2020年3月20日 13時) (レス) id: d8cf0d1c15 (このIDを非表示/違反報告)
流星群(プロフ) - 時雨さん» 分かりました!ありがとうございます! (2020年3月8日 3時) (レス) id: 6549512396 (このIDを非表示/違反報告)
流星群(プロフ) - アイさん» 了解です!ありがとうございます! (2020年3月8日 3時) (レス) id: 6549512396 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:流星群 | 作成日時:2019年12月12日 19時