22振り目:そもそものお話 ページ26
宏介side
太鼓鐘にも無事に説明し終え、俺たちは三人で審神者部屋へと走っていた
今回の俺の疾走の元凶とも呼べる場所からはギャーギャーとやかましい声が響き、ついでに聞こえなくてもいい喘ぎ声まで聞こえてきた
それに若干げんなりしながら全力で審神者部屋の障子を勢いよく開いて叫んだ
『物吉と太鼓鐘つれてきたぞ之定!!』
叫んだ直後に銃弾のスピードで物吉と太鼓鐘は部屋に入り「喘ぎ声の元凶」の頭と背中を踏みつけて強制的に地に伏させた
物「これで何回目ですか?僕たちがこうするのは何回目ですか兄さん?」
鐘「いい加減主に迷惑かけるのやめろって言ってんだろ!!」
亀「あぁぁ〜っ!!」
...そんなにやってんのか、亀甲
歌「すまないね和泉守。手間をかけさせた」
飛鳥「ありがとう和泉守ーーー!!」
『お、おう気にすんな』
本当に感極まって俺の首に抱きつく主と申し訳なさそうにする之定を見て相当苦労してることがいやでもわかった
そもそもなんでこうなったのかというと...
ーーーーー
十分前...
俺は馬当番を終わらせ、その報告のために審神者部屋へと来ていた。そのときだ、主の罵声が響いたのは
飛鳥「いい加減にしなさいよこの変態!!あんたに構ってるヒマはないの!」
亀「あぁっ!もっとその冷たい視線をおくれ!そしてもっと僕を叱ってほしい!」
飛鳥「っ〜〜〜〜!今日こそ刀解してやるーー!!!」
歌「落ちつくんだ主!亀甲はこんなでも一応本丸の戦力だぞ一応!!」
いやぁ驚いたな、障子を開けたらなんかに打ち震えてる亀甲と暴れる主と、押さえる半分亀甲から遠ざける半分で羽交い締めしてる之定が目に入ったんだから
つか之定、一応って二回言ったよな?
歌「あっ和泉守!すまないが物吉と太鼓鐘を呼んできてくれ!彼らじゃないとどうにもならない!」
『わ、わかった!』
ーーーーー
...こうして俺は本丸を走り回ってたって訳だ
『ところでこれ以上はいいのか?』
歌「あぁ、後はあの二人に任せておけばどうとでもなるよ」
ボソッ
飛鳥「できれば前の逆さ吊りよりひどいのにして」
おい主怖ぇよ、あと恐ろしすぎるだろあの兄弟
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つるじぃ - 私的には1がいいです!頑張って下さい!応援してます (2018年10月17日 22時) (レス) id: 5141523582 (このIDを非表示/違反報告)
サーヤ@(プロフ) - うちは2がいいです! (2018年10月13日 13時) (レス) id: f4753b0a53 (このIDを非表示/違反報告)
レイナ丸(プロフ) - 私はカトレヤさんの思うようにしたらいいと思います!でも、どちらかと言うと1ですね笑 (2018年10月7日 9時) (レス) id: 0d2b714c98 (このIDを非表示/違反報告)
アイチ - 了解です(*`・ω・)ゞよろしくお願いします(*´▽`) (2018年10月6日 23時) (レス) id: 216a0586c5 (このIDを非表示/違反報告)
カトレヤ(プロフ) - アイチさん» なるほど!わかりました!解決した頃に書きますね! (2018年10月6日 23時) (レス) id: cdce025386 (このIDを非表示/違反報告)
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