１８振り目:お手軽料理 ページ21
飛鳥side
今「あるじさまー！おゆうはんですよ！」
飛鳥「はーい、いま行くね？」
呼びに来た今剣と一緒に大広間に向かい、いつもの自分の席に座る
今日のメニューは白いご飯に卵スープ、ハンバーグに夏野菜の蒸し煮...ってあれ？
飛鳥「歌仙、食材はなかったんじゃ...」
たしかいまあるのは野菜と卵と調味料だって言ってなかったっけ？
なんてことを初期刀のため私の一番近くに座る歌仙に尋ねれば彼は少し渋い顔をした
歌「じつは...夕飯を作ったのは僕と燭台切じゃないんだ。今日僕たちは補助をしただけなんだよ」
飛鳥「えっ？じゃあ誰が作ったの？」
そう聞くと内緒話でもするみたいに歌仙は教えてくれた
ーーーーー
数時間前... 歌仙side
『なぁ、「サバ缶」あるか？』
燭「え？主が好きだからけっこうあるけど...」
歌「なにに使うんだい？」
『...これから教える』
そう言って和泉守はサバ缶を開けるところからはじめたんだ...そう、作ったのは和泉守なんだよ。たまたま厨に来ていてね
見てるわけにもいかないから僕らも当然手伝ったよ。そんな中で燭台切が聞いたのさ
燭「サバ缶なんてなにに使うんだい？」
それは僕も疑問だった。サバ缶の使い道なんてそのまま食べるか上に乗せるかくらいしか思いつかなかったからね
『.....玉ねぎと、パン粉と卵。それを軽く水気を切ったサバに混ぜて塩コショウで味整えて焼けばハンバーグになる』
歌燭「えっ！？」
そう、そのハンバーグはサバを使ったものなんだよ主
その後も和泉守は慣れてるみたいに淡々と作る料理のレシピを、作りながら教えてくれたのさ
『スルメは熱湯かけて塩で味整えれば万能な出汁になる。あと野菜なら塩だけ使ってできる蒸し料理が...』
淀みない動きだったよ。まるで何年も料理をしてるみたいに
あっという間に一食分作り終えた和泉守は「あとは二人でよろしく」って出ていってしまったよ正直救世主だと思ったね
ーーーーー
飛鳥side
飛鳥「和泉守が...」
歌「あぁ、よければ彼になにか褒美を上げておくれ」
飛鳥「うん、なにか考えておくね」
そう言いながらなんとなく和泉守の方を見る。どこか嬉しそうに食べているその姿に微笑ましくなって私は彼の提案したハンバーグを頬張る
それの味は、言われなければサバだと気づかないくらいおいしかった
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つるじぃ - 私的には1がいいです！頑張って下さい！応援してます (2018年10月17日 22時) (
レス) id: 5141523582 (このIDを非表示/違反報告)
サーヤ＠(プロフ) - うちは2がいいです！ (2018年10月13日 13時) (レス) id: f4753b0a53 (このIDを非表示/違反報告)
レイナ丸(プロフ) - 私はカトレヤさんの思うようにしたらいいと思います！でも、どちらかと言うと1ですね笑 (2018年10月7日 9時) (レス) id: 0d2b714c98 (このIDを非表示/違反報告)
アイチ - 了解です(*｀･ω･)ゞよろしくお願いします(*´▽｀) (2018年10月6日 23時) (レス) id: 216a0586c5 (このIDを非表示/違反報告)
カトレヤ(プロフ) - アイチさん» なるほど！わかりました！解決した頃に書きますね！ (2018年10月6日 23時) (レス) id: cdce025386 (このIDを非表示/違反報告)
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