検索窓
今日:2 hit、昨日:2 hit、合計:8,969 hit

38歩目:銀世界 ページ4

次の日... Noside

まだ街が目を覚ますより、少し前の静かな早朝

今日は「なんでも屋・涼風」がお休みの時雨と、その仲間たちはのんびり眠っていた

ちなみに彼らは数多くある屋敷の部屋の、その中の大部屋を寝室にしており六人全員がそこで眠っているのだ

...だが、その日はいつもとちがった。なにがというとそれはーーー

時雨side

『ん〜...』モゾッ

寝起きのまどろみに身を任せながら布団にくるまる

今日の仕事は休みだし...泉と将棋でもしようかな...嵐も今日団子屋休みだって言ってたしなぁ...模擬戦紛いみたいなことしてもおもしろそうだ...

『うっ...寒っ...』

布団の中で身体を縮こませ、もう一度眠りについた...





.....いやちょっと待て寒い?

『おかしいだろいま真夏だぞ!?』ガバッ

朝の早い時間帯でもうだるような暑さの季節なのになんでこんな寒いんだよ!?しかもこの寒さまるで真冬...

『っ!!』ダッ!

凛「ぐえっ!?」

レ「うげっ!?」

凛月とレオを踏んづけて中庭に繋がる雨戸を思いきり開け放つ

そこに広がるのは、萌え立つ新緑の葉が生えた大桜と広い中庭を白く染め上げた


一面の銀世界だった


『はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!??』

凛「も〜なんなのさし〜ちゃん...っては?」

レ「おぉ〜!すごいな!真夏の雪だ!霊感湧いてきた〜!」

嵐「あらあらまあまあ...」

司「これは一体どういうことですか!?」

知るか俺が知りたいわ!...あれ?

『おい泉どうした...泉!?』

部屋の中に視線を向ければそのままにされた俺たちの布団全部を被っているにも関わらずガタガタ震える泉の姿が...

泉「寒い寒い寒い寒い寒い...」ガタガタ

『泉ぃぃぃぃぃ!!』

そういや蛇は冬眠するんだったよね!?忘れてたよ!!

39歩目:雪の妖怪→←37歩目:真夏の冷害



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (18 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
31人がお気に入り
設定タグ:あんスタ , 妖怪 , 男主
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

(プロフ) - 金木 研磨さん» ほめてくださってありがとうございます!インスピレーション湧きましたら全力で書きますね! (2018年4月29日 20時) (レス) id: bd6202e1c7 (このIDを非表示/違反報告)
金木 研磨 - 完結おめでとうございます!とても面白かったです!泉と、夢主の関係や5奇人などの、面々も出てきていたのに、凄くキレイにまとまっていたので読みやすかったです。また、しっかりとした内容で、とてもハマりました。他のイベントでのお話も、作ってください! (2018年4月29日 20時) (レス) id: 7233af45d6 (このIDを非表示/違反報告)
Knightsを護る騎士でいたかった(プロフ) - 樫さん» 通知来てすぐ飛んできたからね!(ドヤッ) (2018年1月26日 17時) (レス) id: 7e00625b4b (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - Knightsを護る騎士でいたかったさん» 早いなおい (2018年1月26日 17時) (レス) id: bd6202e1c7 (このIDを非表示/違反報告)
Knightsを護る騎士でいたかった(プロフ) - 完結おめでとうございます!次回作も楽しみにしてます!!!(1コメゲッチュ←) (2018年1月26日 17時) (レス) id: 7e00625b4b (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2018年1月12日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。