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目が醒めると部屋に1人だった。さすがに飲みすぎたようで、頭が痛む。昨日見たやけにリアルな夢を思い出していた。
「よかった、夢だ…」
指で自分の唇をなぞり、心臓がドキドキしているのを確認する。好きだと分かってしまえば、夢まで見てしまうのものなのか。
それでも、今の関係性を壊さないためにはこの気持ちも夢も全て心の奥に閉じ込めるしか方法はない。
「準備しよっと」
身支度を整えて、寝起きドッキリのために机の上で充電していたカメラを起動させようと準備した時、
どうやら誤って録画ボタンを押していたことに気づく。
「えっ…？録画されてる…」
やってしまった、と思いながらも朝食の時間が近づいたのでカメラを回して隣の部屋に突撃する。静かに扉を開けると、レトくんはすでに起きていて、スマホを触っていた。
「レトくんおはよ。」
「おはよー。Aちゃん、こっちこっち」
みんなが起きないように小声で会話する。彼はすぐに甘えたモードに早変わり。昨日は3つしか敷かれていなかった布団が4つに増えているのは、レトくんがここで寝てたからだと悟る。
彼の布団に潜り込むと、抱き枕のように扱われる。足を絡められて、彼の大きな手に頭をぽんぽんと撫でられた。
「ね。仰向けになって」
言われるがまま仰向けになり、天井を見上げる。すると突然耳に息を吹きかけられた。
「っん！？ちょっと、レトくん…！」
「しっ。うるさいとみんな起きちゃうよ。」
意地悪げに笑っているレトくんに、悔しくもドキドキしてしまう。やだと言って逃げようとしても、彼の力に敵うわけもなく引っ張られる。
「ちょっとだけ、一緒に寝よ」
拒否権なんてなく、彼の寝息を聞きながら目を瞑るといつの間にか眠っていた。
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ちゅ〜る - 更新してくれてありがとうございます！更新されてるのを見て嬉しすぎて叫びたくなっちゃいました、もう内容が好きすぎて...！お忙しいと思いますが更新頑張ってください！心から応援しています(o^^o) (2021年2月17日 0時) (
レス) id: cb42e8d372 (このIDを非表示/違反報告)
Malia(プロフ) - 遅コメ失礼致します(о´∀`о)めっちゃ好きなんですが心臓が持ちません_(┐「ε:)_主様は今お忙しいのかな…?夜しか眠れないほど続きが楽しみです(●´ω｀●) (2020年9月20日 2時) (レス) id: b99f87fcb7 (このIDを非表示/違反報告)
Misya - 突然のコメント失礼します!ぴより様のストーリーが好きすぎて、ファンになりました！更新頑張ってください！ (2020年3月1日 19時) (レス) id: 6862801167 (このIDを非表示/違反報告)
ぴより(プロフ) - にぼしさん» コメントありがとうございます…！！にぼしさんの性癖に刺されて嬉しいです（；＿；）！更新遅くて申し訳ないですが気長にお付き合い頂けたら嬉しいです！！ (2020年2月20日 22時) (レス) id: f82d25de14 (このIDを非表示/違反報告)
にぼし(プロフ) - 突然のコメント失礼します…ぴより様の書かれるれとさんが性癖過ぎてしんどいです…更新頑張ってください！ (2020年2月9日 23時) (レス) id: 6acb1113f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴより | 作成日時：2019年11月6日 23時
