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「もしもし、レトくん。お疲れ様」
初日の仕事が終わり、スタッフさんと軽く食事を終えた私達は、ホテルに着いたのが23時。部屋でひとり作業をしてると彼から電話が入る。
『お疲れ様〜。そっちはどう？もう雪降ってる？』
「うん。寒すぎてびっくりしちゃったよ」
『そっかあ。風邪引かんようにね』
優しい彼の声を聞くと、好きだなあと再確認させられる。
『今、ホテル？ひとりなん？』
「うん。そうだよ。」
『…ほんまに？』
「えっ？」
突然声色が変わったと思えば、通話のカメラをつけるよう促された。何か不安に感じていることだけはわかった。
「どうしてカメラつけて、なんて言うの？」
『……つけられない理由があるの…？』
ダメだ。会話になってない。多分だけど、レトくんはひとりでお酒を飲んでいるのだろう。メンヘラモードになっちゃってる…
私は諦めて外カメにして部屋を一周写した。
『キヨくんとフジくんは？ホテルの部屋近い？』
「2人は2階上だよ。どうしてそんなこと…」
『…なあ、俺のことだけ好き？』
俺のこと��だけ��。その言葉回しに一瞬心臓がキュッとなる。キヨくんの顔がチラついて離れないから。
「もちろん。レトくんだけだよ」
『ほんとにほんと？』
「…ほんとだよ」
胸が痛い。キヨくんへの想いがすべて忘れられたらどれだけ楽なことか。
唇を噛み締める私の心を読むかのように、少しの沈黙が流れた後彼はこう言った。
『秘密にしてること、あるでしょ』
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ちゅ〜る - 更新してくれてありがとうございます！更新されてるのを見て嬉しすぎて叫びたくなっちゃいました、もう内容が好きすぎて...！お忙しいと思いますが更新頑張ってください！心から応援しています(o^^o) (2021年2月17日 0時) (
レス) id: cb42e8d372 (このIDを非表示/違反報告)
Malia(プロフ) - 遅コメ失礼致します(о´∀`о)めっちゃ好きなんですが心臓が持ちません_(┐「ε:)_主様は今お忙しいのかな…?夜しか眠れないほど続きが楽しみです(●´ω｀●) (2020年9月20日 2時) (レス) id: b99f87fcb7 (このIDを非表示/違反報告)
Misya - 突然のコメント失礼します!ぴより様のストーリーが好きすぎて、ファンになりました！更新頑張ってください！ (2020年3月1日 19時) (レス) id: 6862801167 (このIDを非表示/違反報告)
ぴより(プロフ) - にぼしさん» コメントありがとうございます…！！にぼしさんの性癖に刺されて嬉しいです（；＿；）！更新遅くて申し訳ないですが気長にお付き合い頂けたら嬉しいです！！ (2020年2月20日 22時) (レス) id: f82d25de14 (このIDを非表示/違反報告)
にぼし(プロフ) - 突然のコメント失礼します…ぴより様の書かれるれとさんが性癖過ぎてしんどいです…更新頑張ってください！ (2020年2月9日 23時) (レス) id: 6acb1113f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴより | 作成日時：2019年11月6日 23時
