除籍処分61人目 ページ29
相「……中入っとけ、すぐ戻る」
“先生の生徒”に言い放った。
［相澤・“朔也”接触］
A「ふふふ、
いいんですか？
さっきの子の個性、まだわからないでしょう？
炎を出しながら、この場を去った。
もしかしたら移動系の個性かもしれない。」
私は建物を指差し、そう言った。
A「それじゃあ大変。
中に入られてしまうかもしれませんね。
先生の生徒、死んじゃうかも。」
先生ならどうする？
そばに置いた方がいいんじゃない？
相「…厭、その必要は無い。
一応ヒーロー科の生徒、だからな。」
A「そうですか。」
笑顔だった私が、無表情になった。
戦える、という意味だろうか。
A「優秀ですものね、今年の生徒は。」
先生は優秀な生徒が大好きだもんねえ
相「……」
私は中に入る生徒を見つめた。
相澤先生はその様子を見て警戒をしている。
A「いいなぁ、うらやましいなぁ、」
口角が無意識に上がり、そして頰が強張る。
A「あぁ、そうだ。
先生、どうでした？
私の親。」
この前の敵不正潜入事件。
元雄英生徒並びに、プロヒーローの娘の私が敵側にいるのならば親にも知らされることだろう。
“仮にも”親なのだから。
相澤先生は何も表情を変えず、まだ警戒していた。
A「あの人は、私のことを、覚えて、いましたか？」
少し息が苦しくなった。
A「あの人は、私を、探してくれて、いますか？」
わかっている答えなのに、どこか期待している。
相「…あぁ、会ってきた。」
先生は、気が悪そうに“それだけ”言った。
A「ふふ、知ってます。
御免なさい、変なこと言って。」
もう声が震えていた。
あぁ、慌てないで。
平常心、平常心、
先生に、守られる生徒が、羨ましい、
あぁ、いいなぁ。
私は先生の目をジッと見つめた。
A「先生、貴方に特別なことを教えます。」
本当に先生は、
A「今回の任務なんですけど」
生徒を救えるのかな。
A「貴方の生徒狙いです。」
相「っ！」
相澤先生は目を見開いていた。
A「勿論！！
誰が狙いかは教えません。
まぁヒントとしては、少なくともこの場所から離れている生徒。
ふふふ、
貴方に、生徒は、救えますか？」
劣等生は救われず、
優等生は救われる________？
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荼毘(プロフ) - ゆいぽーさん» コメントありがとうございます！お待たせしました(><)更新については...今のところ予定はありません(；＿；)楽しみにしてくださっている方には申し訳ないのですが、いつの日か再開する時が来るかもしれないのでその時はよろしくお願い致します！_(._.)_ (2020年3月3日 20時) (
レス) id: 4530115f69 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいぽー(プロフ) - ずっと楽しみに待ってました……！！パスワード外されてて安心しました笑笑ちなみに更新はされる予定なのでしょうか？？すみませんすこし気になったので汗 (2020年3月3日 16時) (レス) id: 477dbcdf20 (このIDを非表示/違反報告)
みずな - 小鞠さん» 事情があるかもしれないのにがっかりしたというのは人としてどうかと、、、 (2019年11月21日 17時) (レス) id: 51d7124606 (このIDを非表示/違反報告)
もち - 終わり？終わり？終わり？おっ、おっ、おっ、終わり？ (2019年11月16日 16時) (レス) id: 0050a4580a (このIDを非表示/違反報告)
小鞠(プロフ) - おわり？ ここで終わっちゃうんですか？？がっかりしました (2019年11月4日 21時) (レス) id: 5b9a6a1350 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：荼毘
| 作成日時：2017年6月18日 11時
