星が5つ ページ26
相「…っはぁ……」
疲れた。
ほんの10分程度だったというのに、普段の倍以上疲れた気分だ。
(「俺はその子供を救出するつもりです。」)
相「救出といったってなぁ…」
あの時は勢いに任せて言ってしまったが、
救出といったって、居場所もわからず
まして、
敵のメンバーから救出といって他のヒーロー達が手を貸してくれるとも思わない。
朔也にとっての最善は何なのだろうか。
そもそも、朔也は今幸せなのだろうか。
ヒーローになる、という重荷のない今
朔也は幸せなのだろうか。
ーーーーーーーー
夏休み 林間合宿
1日目は俺が手を出すことはなく、
生徒達が魔獣の森を抜け、宿泊施設まで辿り着くというものだった。
正直、その方が俺にとっては気楽だ。
問題は2日目。
相「お早う、諸君」
1日目でだいぶ疲れたであろう生徒達が、眠たそうに集まる。
相「本日から本格的に強化合宿を始める。
今合宿の目的は全員の強化及び、
それによる“仮免”の取得。
具体的になりつつある敵意に立ち向かう為の準備だ。
心して臨むように。」
とまぁ、偉そうなことを述べるが大凡個性を伸ばすだけの話。
相「爆豪、こいつを投げてみろ。」
そう言って体力テストの時に使ったボールを渡す。
爆「これ体力テストの……」
相「そうだ。
前回の入学直後の記録は705.2m。
どんだけ伸びているかな。」
そういうと爆豪は自慢気にストレッチを始めた。
芦「おお！成長具合か！」
上「この三ヶ月間色々濃かったからなー！
1kmとかいくんじゃねぇの！？」
確かにこの三ヶ月間、非日常的なことが多かったA組。
生徒は自分の成長を感じているようだが……
爆「んじゃ よっこら……
くたばれぇ！！！」
勢いよく飛んだボール。
ﾋﾟﾋﾟｯ!
俺の手元に映し出された数字。
相「709.6m」
生徒達に見せると、思ったより伸びていない記録に唖然としていた。
相「確かに君らは成長している。
だがそれは、あくまでも精神面や技術面。
あとは多少の体力的な成長がメインで、
“個性”そのものは成長していない。
だから＿＿＿＿＿
今日から君らの個性を伸ばす。
死ぬ程キツイがくれぐれも…
“死なないように”」
これはまだ前兆の話＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿。
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荼毘(プロフ) - ゆいぽーさん» コメントありがとうございます！お待たせしました(><)更新については...今のところ予定はありません(；＿；)楽しみにしてくださっている方には申し訳ないのですが、いつの日か再開する時が来るかもしれないのでその時はよろしくお願い致します！_(._.)_ (2020年3月3日 20時) (
レス) id: 4530115f69 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいぽー(プロフ) - ずっと楽しみに待ってました……！！パスワード外されてて安心しました笑笑ちなみに更新はされる予定なのでしょうか？？すみませんすこし気になったので汗 (2020年3月3日 16時) (レス) id: 477dbcdf20 (このIDを非表示/違反報告)
みずな - 小鞠さん» 事情があるかもしれないのにがっかりしたというのは人としてどうかと、、、 (2019年11月21日 17時) (レス) id: 51d7124606 (このIDを非表示/違反報告)
もち - 終わり？終わり？終わり？おっ、おっ、おっ、終わり？ (2019年11月16日 16時) (レス) id: 0050a4580a (このIDを非表示/違反報告)
小鞠(プロフ) - おわり？ ここで終わっちゃうんですか？？がっかりしました (2019年11月4日 21時) (レス) id: 5b9a6a1350 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：荼毘
| 作成日時：2017年6月18日 11時
