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37.イタズラ3 ページ38

Aはフェイタンの元へ走って行く。当然コケることは無い


フェイタンを見上げながら足元の服をつまんだ



「なによ」



Aは満面の笑みで言う

「フェイタン!だっこして!」



「…」


フェイタンは驚きつつも直ぐに抱き上げてくれた



「お前チビね」



「だってこどもだもん」



「お前は成長した時もチビだたよ」



フェイは煽るような笑みを向けてくる



プライドってもんは無いのかとため息が出そうになるが我慢する。それに成長したらフェイと私はぴったり同じ身長+私が厚底を履いたら9cm差もできている



少し仕返しをしてやろうか



Aは涙を流し始める

「フェイタン…、ひどいよぉ…」



「っ…」



凄い、演技!!って感じになってしまった気もするが別に大丈夫だろう
フェイは子供の扱いに慣れてないと思うから


案の定私が急に泣き出したから戸惑っているようだ


それでも私は泣き続ける



「フェイAを泣かせちゃ駄目じゃないか」


シャルが怒りに来た



「よしよし。大丈夫だよ」


天使のような笑みで撫でてくる


最初の頃とは比べ物にならないほど優しいシャル。まじでイケメン。惚れそう



「ワタシ悪くないね」



「まあAが可愛いのも分かるけど意地悪するのは良くないよ」



「…はぁ」




「分かたね。優しくするよ」



フェイはため息をついてから答えた


「Aもう泣き止むね。泣き止まないともう抱こしてあげないよ」


それは困る。フェイに抱っこしてもらう機会なんてこれを逃したら一生来ないだろう


だからできる限りフェイに甘え、イタズラし戻った時にそれをネタにできるくらいの事はしたい



「わかった!!私もうだいじょーぶ!」


Aは両手を広げながら言った



するとフェイは私が落ちないように背中に手を回しぎゅっと抱きしめてくれた

















あぁ今日は命日かもしれない














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誤字脱字やその他諸々あると思いますがこれからもよろしくお願いします☪*。꙳

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作者名:てん | 作成日時:2021年8月28日 22時

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