【織田作】此の度、赤髪の彼になりまして………は？参【女子成り代わり】

21、解放 ページ21

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フッと気づけば人が沢山周りを歩いてる中で二人して座っていた


…戻って来た？





彼女はスクッと立ち上がると私をズンズン引っ張って人の少ない道へ進んでいった



『ねぇ、ちょっと待っt＿＿＿』


「しっ！黙って着いてきなさい！」



有無を言わさずに私を引張いく


随分込み入った路地裏でやっと止まった彼女




「ここまで来たら人目もないわね…」


『一体何を……?』


「いい？！私は誰とも会ってないし、話してもないし、見てすらいない！
貴方とはもう会いたくないわっ！ええ、そうね。2度と合わない事を願うわ！」


『……え』


「じゃあ、貴女はこのまま探偵社へ帰って、暫く外へ出ないことね」


『それって…』


「じゃあ！さようなら！…………………、ありがとうね」


『！！＿＿ええ、こちらこそありがとう』


「うわっ！？ちょ、本当にやめてっ！」






最後に思いっ切り抱き締めて頭を1杯撫でて別れた


ツンデレっていい文明




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