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「煉獄杏寿郎」 ページ17

·


「(空が綺麗……)」

「僕はちょっと兄上を呼んで参りますので、少し待っててください。」そう言って差し出された湯呑みを両手に抱えて、私は布団の上でかれこれ5分程快晴を見つめていた。

澄み渡る青は当たり前ながら私のいた時代とまんま同じ色をしている。鳥のちゅんちゅんと可愛らしい鳴き声を聞きながら、少しこの時代の状況を整理してみようかと思う。

まず1番気になるのが、ストーリーは原作通りなのだけれどシナリオが狂っているという事だろうか。見覚えのない場面がどうも多い。例えば煉獄杏寿郎にトラウマを植え付けられた件とか、竈門炭治郎の突撃なヤンデレとか。今のこの状況だってそうなのだ。本来なら未だに冨岡義勇に絡まれてる時間帯だ。

後は攻略対象達のヤンデレメーターの上がりが早いという事だろうか。やけに早い。本当に。イベントが原作通りに行われても、ヤンデレ度が本来と違う為もう大混乱である。


「まぁ、整理しても分からないや。」



「む?何がだ??」



「っっひぇっ」


ふっと耳元で声をかけられ背中に鳥肌がゾワゾワっとたった。私の反応がお気に召したのか知らないが、目の前の煉獄杏寿郎は愉快そうに目を細める。


「千寿郎から聞いたぞ!元気そうでなによりだ!」



確か私を助けたのは煉獄杏寿郎。中指たてたい。と切実に願ったのは数時間前の事。いや、忘れないよ!?べつに、此奴じゃなきゃいいなー…__とか思ってないからね!?



「…助けて貰い、有難う御座いました」



「よもや、2度も君を助けるなんてな!!!君は本当に放っておけん!」



何かぞわりと嫌な予感がして席を立つ。いつの間にか千寿郎君は居なくなって居て、私が見ていた空を遮断する様に襖を閉めた。


「な、何で閉めるんですか」



「??忘れてた何て事を君は言わないよな。」



ひゅっと喉がなった。



こわい、まって、やだ、



「怖がる事は無い。だって君と俺は運命の仲だろう。」



「千寿郎には君が義姉になる事を伝えておく。」



千寿郎も喜ぶだろう。その言葉を合図に肩に爪を喰い込ませた。


·



「継子と師範の恋愛だなんて、バレたらどうなる事か」



·


◤ここ最近煉獄さん過激ですけど、ちゃんとヤンデレキャラの過激なシーンを沢山入れるつもりです〜

「煉獄杏寿郎」※→←「あさきちのイラスト」



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有永 - 夢咲朱音さん» うわぁ、、、、作り直せって、、、、そこまで言うことないんじゃないですか?!作者さんは神作者様ですし,悪気があってつけていたのではないので!もうちょっと言い方を考えて欲しいです,,,汗(長文失礼しました) (1月27日 21時) (レス) @page6 id: 73cda12fb0 (このIDを非表示/違反報告)
黒酢 - 続きを....!!続きを.....!!!!ヤンデレ小説の中で1番好きです....!更新頑張ってください!!! (2020年10月20日 22時) (レス) id: e1ff724525 (このIDを非表示/違反報告)
キングカズマ - ヤンデレすぎる怖い (2020年3月5日 18時) (レス) id: d8854a4e7b (このIDを非表示/違反報告)
無気力人間A(プロフ) - コメ失礼します!煉獄さんの目力でヤンデレになられたらそりゃ怖いですよね、、乙女ゲー設定もヤンデレも好きなので楽しく拝見させていただいてます!更新頑張ってください! (2020年1月5日 23時) (レス) id: 59ffb7dac7 (このIDを非表示/違反報告)
ソフトクリーム(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます!! え、しのぶさん可愛すぎか…!? しのぶさん1番推しなのでとっても嬉しいです! 応援してます!!!! (2019年12月29日 12時) (レス) id: 0b485b6325 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あさきち | 作成日時:2019年12月8日 19時

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