幽霊は怖いだけじゃない！！(青) (ページ3)

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いや契約って双方が同意して契約するでしょ？！

何勝手に契約してんだこの金髪さんは

「契約したらなんかあるんですか？」

『ん〜、隣にずっとおるパートーナー的なやつ？』

「的なやつって...」

『え〜とな、でもな俺はAがどこヘおるかとかは分かるねん』

「迷惑な能力...」

いきなり周りをキョロキョロしだす金髪さん。

人のベットでキョロキョロされても困るんだけどな〜

『あれ、契約書どこヘ置いたっけな。』

「...その持ってる紙は？」

『ん？あ〜、これやこれや』

この人ってまさかポンコツ？

幽霊にポンコツとかある？

渡された紙には契約書とでかく書かれていて私の名前の隣には藤井流星と書かれていた。

「藤井さん？」

『そう、これ俺の名前。でも流星って呼んでな』

「ふじ『流星』流星...」

『ちなみに敬語じゃなくタメな』

「うん...」

『よしこれで友達！！よろしくなA』

「...よろしく流星」

目の前で満足そうに笑ってる彼を見てもまだ理解しきれてない部分もある。

でも私はこの怖さの欠片も無い幽霊って契約を交わしてしまったようだ。