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スア「何食べる？」
『オンニが好きな物頼んで？今日はオンニ元気出せ出せ会にしよう』
スア「じゃあいっぱい食べよう！」
約束通り、私たちは2人で居酒屋に来ている。
小さな居酒屋だし、事務所の裏の目立たない所にあるからかこの居酒屋はお客さんのほとんどは事務所の人。
その中でも今日は平日で人が少ないからお店には私達しか居ない。
『なんか貸し切りみたいだね』
スア「確かに！私達お金持ち？」
『何それ〜』
2人で笑い合いながらいい感じにお酒も入ってきた時、オンニは少し悲しそうに笑った。
スア「最近どう？」
『ん？仕事のこと？うーん、忙しいしまだオンニには遠く及ばないけど…やっぱり楽しい。なんか今は人生で1番楽しいかも』
スア「そっか…それは私も嬉しい。可愛い妹と一緒に働けるのはやっぱり幸せだよ」
『どうしたのオンニ？もう酔ったの？』
スア「…本心だよ」
静かで少し擽ったい空気が流れる。でもそれは居心地が悪いわけではなくて、むしろ心地よかった。
カランと氷が鳴る音が響く不思議でふわふわした空気の中、オンニは意を決したように座り直した。
スア「A、この前ドユンがお見合いするって言ったの覚えてる？」
『あー…うん、覚えてるよ』
突然のドユンオッパの名前で私の心は急に絞られたように、苦しくなった気がした。
スア「そのお見合いでね…その…」
『うん』
スア「結婚…する事になるみたい。私もこの前ドユンから聞いてビックリしてそのままキレて帰って来ちゃって…」
ドユンオッパが結婚…
結婚…
あれ、こういう時ってなんて言うんだっけ？おめでとう？
『えっと…おめでとう？』
あれ、おめでとうで合ってる？
おめでとう…おめでたいのか、そっか…うん、そうだ。結婚はおめでたい。うん、だから合ってる…
スア「A、大丈夫？」
『え？あ、うん！おめでたいことだね、結婚て。そっかそっか、結婚かぁ……あのかっこいいドユンオッパのお嫁さんだからやっぱり綺麗な人なのかな？』
ドクドクと心臓が嫌な音を立ててる。
お酒を飲んだからかな？やっぱり普段飲めないのに調子に乗って飲み過ぎちゃったかな。
スア「…A顔色悪いよ、本当に大丈夫！？すみません、お冷ください！」
あれ、なんだろう。
ちょっと息苦しいや、なんでだろう。
何これ、変なの。
SG「あれ？ヌナ達も来てたんだ〜」
スア「え？スングァ…」
あれ、なんかめっちゃ眠い…
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よん(プロフ) - 素敵な作品で一気に読んでしまいました！更新楽しみにしています！！ (4月2日 18時) (
レス) @page34 id: 17dcf2bc33 (このIDを非表示/違反報告)
ななみ - 更新楽しみにしてます！！ (12月2日 0時) (レス) @page34 id: 70f217a4be (このIDを非表示/違反報告)
犬飼いたい(プロフ) - 更新ぜひ..！！よろしくお願いします！！ (8月8日 0時) (レス) @page34 id: 3d5654d2e4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい - 続きが気になりすぎます！！更新楽しみにしてます (7月27日 21時) (レス) @page34 id: 697dde3f4a (このIDを非表示/違反報告)
ぴ(プロフ) - 一気見してもうハラハラして次が待てませんんんん！うそです、無理しないでゆっくりでいいので更新待ってます！ (7月2日 4時) (レス) @page34 id: d5c63dc535 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すい
| 作者ホームページ：http://twitter.com/sui_no_heya
作成日時：2022年9月24日 20時
