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WN side
VN「ヒョン、何見てるの？」
WN「ん？あぁ、ペクさんって出会った時は静かな人かと思ったけど話してみたら面白そうだなって」
もっと大人しい人かと思った。
でも他のメンバーと話してるのを見たら分かる。あの人、大人しいって言うよりすっごい真っ直ぐな人。
自信なさげな割にやる事全てに全力と言うか…
とにかく不思議な人だと思う。
VN「ペクさん見てたらさ、"何か頑張らなきゃ"って気持ちになるよね」
WN「ﾌﾊｯ確かにw」
ハンソラが言いたいことはなんだか分かるw
何事にも全力投球のペクさんを見てたら、自分も何かを全力で挑みたくなる。
スニョアに似た何かを感じるんだろうか…？
SG「て言うかA、ウォヌヒョン探すんでしょ！」
『あ、そうでした』
思わぬところから上がった自分の名に驚く。
ソクミナにまた一礼してからペクさんはキョロキョロと周りを見渡した後、バチッと目が合うとこちらに向かって走って来た。
『ウォヌさん…えっと…私はペク・Aと申します』
向かい合って最初の一言が自己紹介とは流石に予想外で吹き出しそうになるのを堪える。
『えっと…あの…ウォヌさんが私を探していたとスングァンさんからお聞きしたのですが…』
あ、ブランケットの件か。
WN「あ…えっと、さっき起きた時にブランケットってどこに置きましたか？」
『ブランケット…すみません、急いでたのでブランケット置き場？に戻しちゃいました…え、も、もしかしてウォヌさんの私物でしたかっ！？』
ここで頷いたら変に責任感じさせるかな…
なんて返事しようか考えていると、俺の返事を待たずにペクさんは青い顔をしてもの凄い勢いでその場を走り去った。
WN「…え」
VN「Wow…」
ハンソラとブランケットが大量に置いてあるとこを見に行くと、ブランケットの山から恐らく俺のを探してるペクさん。
WN「ペクさ…」
『申し訳ありません！すぐに探し出します…あの出来れば特徴を…』
…絶望を体現したような表情にクスッと笑ってしまう。
そりゃお気に入りではあったけど、勝手に掛けたのは俺だからそこまで必死にならなくてもいいのに。
WN「猫が描いてあるブランケットです。俺も探します」
『いやいや撮影で疲れてるでしょうし元はと言えば私が寝てしまったのがいけないのでウォヌさんの手を借りる訳には』
WN「疲れてるのはペクさんも同じですよね？一緒に探した方が早いし」
あぁやっぱり
この人すごく面白い
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ソア - とっても面白いです。ありがとうございます (7月7日 6時) (
レス) id: 5500a8d0d5 (このIDを非表示/違反報告)
すい(プロフ) - 麗さん» お返事が遅くなってごめんなさい…執筆が遅すぎて完結タグが付いてしまいましたが、まだ続きます(；；) (2022年7月13日 15時) (レス) id: 52a215b46f (このIDを非表示/違反報告)
麗 - もう更新はされないのでしょうか、、 (2022年6月18日 17時) (レス) @page49 id: 7bfaeb6c17 (このIDを非表示/違反報告)
すい(プロフ) - koro39さん» 数ある作品から選んでいただき、ありがとうございます！続編に続きますのでまたよろしくお願いします！ありがとうございます(^^) (2022年4月6日 8時) (レス) id: 52a215b46f (このIDを非表示/違反報告)
すい(プロフ) - 千笑さん» 遅くなって申し訳ありません！そう言っていただけると本当に嬉しいです(；▽；)ありがとうございます、頑張ります！ (2022年4月6日 7時) (レス) id: 52a215b46f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すい
| 作者ホームページ：http://twitter.com/sui_no_heya
作成日時：2021年3月16日 23時
