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『な、なななな何言って…』


SC「何言ってんだよ全く…」


真っ赤な私とは正反対に、呆れた様子でジョンハンくんをペシッと叩くスンチョルくん。
あ、あぶねぇ…これは冗談だ。
真に受けるとこだった危ない危ない…


JH「やー、叩くなよ」


SC「お前が変なこと言うからだろー?」


変なことっっ
スンチョルくんの何気ない言葉が、無駄に期待した私の胸に突き刺さる。
でもスンチョルくんの反応は至極当たり前だ。付き合ってもない私が一体何を想像したんだか…


JH「いいじゃん、別に悪くはないだろ?それとも何?Aが彼女は不満なのかよ」


誰かジョンハンくんの口塞いでくれよ。
これでスンチョルくんが「うん、不満」なんて答えたら流石の私も一発 K.Oだ。

チラッとスンチョルくんを見れば、少し焦ったように


SC「なっ…ち、違うよ!?Aちゃんが不満とかじゃないし、むしろ恐れ多いって言うか…」


私を見て必死に弁明するその姿に、またもや何か勘違いを起こしてしまいそうになる。
いけない、私の顔も熱い。


JH「…俺はいいと思うけど?お前らお似合いじゃん」ニコッ


オマエハナニヲイッテイル???
白目になりそうなのを堪えて、スンチョルくんを挟んで向こう側にいる自称エンジェルに目で訴えかければ、ドヤ顔口パクで「任せろ」なんて言ってる始末。
何も任せらんねぇよ…


SC「分かったからこの話は終わり!ほら、待ち合わせ時間もうすぐだし行くぞ」


無理やり会話を切ったスンチョルくんが、ジョンハンくんの背中をパシッと叩く。
そのまま3人で待ち合わせ場所の、入門ゲート前に向かう。

途中、またジョンハンくんが気を利かせて色々話題を振ってくれはしたものの頭に入ってくるはずもない。
しばらく耳までほんのり赤く染っていたスンチョルくんを見て、変に期待してしまう自分と格闘しながらなんとかニヤけるのを堪えるのに必死だった。

そんな私にジョンハンくんが


ジョンハンくんすんげー変な顔。ぶすだぞ


と、わざわざお節介極まりないカトクを送ってきた時は流石に手が出そうになったけど我慢した自分を褒め讃えたい。
そんな私の反応を明らかに面白がってるジョンハンくんと、心配そうに「大丈夫?」と聞いてくれるスンチョルくん。

この時改めてスンチョルくんの優しさが身に染みて、さらに好きになったという事は心の内に留めておこうと決めた。

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作者名:すい | 作者ホームページ:http://twitter.com/sui_no_heya  
作成日時:2021年4月11日 1時

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