モノローグ ページ1
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『 っっはぁ〜〜〜 』
「 なっがい溜息やな、やめろや。
俺までテンション下がるやん 」
『 大歓迎や 』
「 お前、ほんま笑
今日も愛しの旦那が迎えに来るんやろ 」
『 そーいうのええねんて、ダルいな 』
いつまでもうるさい幼馴染にはもう構ってられなくて、とりあえず自分のデスクに体を預けた。
横を向けば、キラリと輝くシルバーの指輪。
私がそれを眺めていると、
バンっっっ!!!とぶっ壊れる勢いで扉が開いた。
そして、私の名前を大きく叫び肩で息をするこの長身男。
課長が怒鳴り散らしているが、そんなのは気にも留めずズカズカと私達のオフィスに入ってくる。
あーはいはい。そんなこったろうと思ったわ。
「 Aっ!来たっ!! 」
かと思えば一切の迷いもなく私のデスクに近づいてきては、満面の笑みでガバッと抱きつくその男は、私より約10個下の旦那さん。
……………こんなん巻き込み事故やん。
ジメジメと暑さが続く今日。
7月30日は最愛なる私の旦那さんの誕生日。
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「 だーいすきやでっ 」
______そんな彼と私が出会った、少し昔の話。
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作者名:むんく 。 | 作成日時:2019年8月15日 15時