私は笑ったらダメ。【ワンダーランズ×ショウタイム】 (ページ3)

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はページ3

Aside

『………』

先生「蕣さーん」

『……はい』

傷が痛いです。なんてね。自分で付けたからそんなこと言わないよ。

先生「腕、傷だらけだけど大丈夫？」

『大丈夫です。』

うざい、そんな聞いてこないでよ。

『…』ﾊﾞｯ

先生「ちょっ、蕣さん？！どこに行くの？！」

『保健室です、少し体調が悪くなりました。』

先生「そう、分かったわ。保健室で休んで来なさい。」

ガラガラ

『…、消えちゃいたい。』

僕が消えたって、誰も悲しまない。

瑞希「そんなわけないでしょーがっ！」

『うてっ…！』

だれ？って…瑞希か。

『なに、叩かないでよ。痛いんだけど。』

瑞希「ごめーん！ちょっとガチで消えちゃいそうだったから〜…いるか…確認しただけなんだよね〜…ﾌﾟｲｯ」

『…』

手が震えてる。

『…大丈夫、ぼく、瑞希が居る限り消えない』

瑞希「うぅ…A〜!!!!」ぎゅっ！

『…』

嬉しいな、ぼくが消えようとしたらこんなに悲しんでくれる人がいるなんて。

『…ぼく保健室行くね』

瑞希「うん！」

…昼休みまで休も。