検索窓
今日:5 hit、昨日:35 hit、合計:57,616 hit

ページ1

「……はい、今の見た?Carat。見たよね?」


「は?何が」


「今、完全に“心配してる彼氏”みたいな言い方したよね?顔触ってたよね?」


「……してないけど?」


「いやしたよ?自覚ない系のデレだったよ今」


「してないって言ってるじゃん」


耳まで赤いのを、本人だけが気づいていない。

もちろんCaratは見逃さない。


ー赤い赤い赤いwwー

ー耳まで真っ赤だよハニさんwwwー

ーデレ否定してるの可愛いー

ー主人公が1番気づいてるのおもろいwー


追い詰められた猫のように、ジョンハンは顔をそむけた。


「……もう終了。今日はもう終わり」


「え!?待ってよ、今いいとこなのに!」


「やめる。これ以上喋ったら、主人公が調子に乗るから」


「調子に…のってないし?」


「のる。確実にのる。はい、終了」


一方的に締めようとするジョンハンに、主人公は堪えきれず笑い声を漏らした。


「でも今日のジョンハン、珍しく優しかったからな〜。Caratみんな録画しとくように」


「やめろほんとやめろ。切る。バイバイ」


「バイバイって言いながら切らないの可愛いんだけど?」


「……っ、バイバイ!!!!」


最後はまるで照れ隠しの怒鳴り声みたいな「バイバイ」で配信は強制的に途切れた。


そして——
画面が真っ黒になった瞬間、コメント欄は祭りのように沸き上がる。


ー神回wwwwー

ーデレ→即終了の流れ完璧すぎるー

ー今後語り継がれる伝説のウィバラ爆誕ー

ーこの2人の関係性ほんと最高ー


――そしてこのウィバラは、
後日Caratたちの間で “伝説の回” として語り継がれることになる。


ジョンハンが無自覚に見せた優しさも、

主人公のツッコミと照れた反応も、

すべてが完璧美で、二人の関係性がぎゅっと詰まった数十分。

配信が終わったあとも、タイムラインにはしばらく余韻が残り続けた。

・→



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (69 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
324人がお気に入り
設定タグ:SEVENTEEN , 紅二点
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:チューペット | 作成日時:2025年12月8日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。