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ソファに座る私の目の前にしゃがんで私を見上げるユンギの顔は、冗談を言えるような雰囲気じゃなくて、、
「俺にはさらけ出してくれよ。我慢すんな。」
『、、でもっ、もう、さらけ出し過ぎて…』
「足んねぇよ全然。もっと見たい。」
『え、、？(苦笑)』
「一緒に居たくせにこの事態を防げなかった俺が悪い。お前は何一つ悪くない。俺を責めろっつってもお前の性格上、誰かを責めらんねぇのは分かってる。」
『…、っ』
「だから責めて、痛いとか辛いとか素直に教えてくれよ。」
『っユン、ギ……、』
じわじわ涙が溜まって頬を流れたのと同時に、痛めた肩を庇いながら抱き締められた。
「ごめん…マジでごめん。」
『…、』
泣きながらユンギの胸の中で必死に首を横に振るので精一杯だった。
ユンギが悪いんじゃない。
皆が悪いんじゃない。
本当に……。
言われて気付いた。
痛みも苦しみも喜びも全部……全部、2人で分け合ってきたこと。
ぶっきらぼうだけど私は話は全部聞いてて、、
俺はこう思う。でもそれも良いな。って長い私の話を流さずに聞いて、共感してくれる。
知らない慣れない土地に来て感覚が狂っちゃった？
少し気が張ってしっかりしてなきゃいけないって思い過ぎたのかもしれない。
でもユンギの言葉でそれが解けて、ソウルに居た頃の私にふと戻った気がした。
『ん、、ごめん、』
「落ち着いた？」
『…ん。ねぇ、？』
「ん？」
『…腕、上げられないから、、髪、洗って、、？』
「ふっ。髪だけじゃなくて身体も洗ってやるよ」
『えっ！？や、それはいいって！』
「んでだよ、遠慮すんなよ」
『遠慮じゃない！否定！』
「はぁ？お前俺を否定出来ると思ってんのか？」
『だって絶対変な事するもん！』
「怪我人相手にしねぇっつーの……多分」
『！？！？』
「…冗談だよ！洗わせろ」
『その言い方がもう…！』
翌日の移動の時に知った。
私とユンギはワーワー言いながらお風呂に入り、ぐっすり眠ってた間、
皆はどよーんと落ち込み、反省し、眠れなかったらしく、寝不足で顔色が悪かった。
そして、スッキリした顔のユンギが問い詰められました。笑
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b - 更新楽しみにしています！ (2021年11月25日 17時) (
レス) @page42 id: 8b66e0fc7b (このIDを非表示/違反報告)
Erena(プロフ) - ユンさん» ありがとうございます！最近ちょっとバタバタしてしまって更新出来てないんですが…頑張ります！！ (2021年7月23日 8時) (レス) id: c501430c39 (このIDを非表示/違反報告)
ユン - とても面白くて最高です！！更新頑張ってください！！ (2021年7月22日 22時) (レス) id: bd968f8ac0 (このIDを非表示/違反報告)
Erena(プロフ) - nさん» 読み返してもらえてるなんて嬉しいです！ありがとうございます！頑張ります！ (2021年7月7日 9時) (レス) id: c501430c39 (このIDを非表示/違反報告)
n - この作品すごく好きで何回も読み返させて頂きました。更新楽しみにしています！ (2021年7月6日 23時) (レス) id: db987529db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Erena | 作成日時：2021年6月28日 23時
