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☠︎︎ ページ36

『泣いたら一瞬でやめるからね』

そういえば一直線にネジが向かってくる。広い広い林の中。宿の庭。自然を感じるのに絶好の場所だ。

向かってくる手のひらを弾く。パシッパシッという音が小さく何度も続く。

筋は良い。

良く見えている。

血管が浮き出た白眼はやっぱり最強の目だ。

弾いた手の首を掴んで思いっきり投げる。目を見開いたままネジが背中を打ち付けた。カハッという肺が伸縮したような咳を繰り返すネジを見下ろす。

へこたれることも躊躇もせずすぐに起き上がって構えるネジに私も同様構えた。ネジはきっと今までも自分に厳しく生きてきた。

それが強さになる。

学べ。

さっきよりも格段に上がったスピードの手を弾く。

当たれば良い日向家の手のひらも当たらなければなんの意味もない。

目を動かせ。目を、瞳を視界を広げろ。

左手を下から突き上げるように狙えばネジはしっかりと見ていた。見ていたにも関わらず、間に合わず顎を突かれてそのまま倒れた。

それでもまた何も言わず立ち上がるネジに私は構えた。

『どんなに些細な動きでも許しちゃダメだよ。忍には指1本動かせれば人の命を奪えるやつだっているんだから』

私より強いやつだって沢山いるんだよ。

日向一族ならばこれからきっと信じられないくらい強いやつと戦うことだってあるだろう。分家なら特に。

『絶対に急所はつかせちゃダメ。その眼があるなら出来るはずだよ』

肩を上下しながらも叫び、向かってくる手を弾いてそのまま腹部を殴りつける。

ほんの少し飛んだ。

煙が晴れた時、ネジは立っていた。

腹を手でしっかりと庇っていた。

自分の口端が上がっていくのがわかる。また構えた。

『そう』

さすがだ。





『A様だろ〜?うん???』

「うるさい。なんと呼ぼうが俺の勝手だ」

『じゃあなんて呼ぶの?』

「休んでる暇があるならさっさと次の修行をつけてくれないか」

『ねえ言っとくけどさあ、私つい昨日まで引きこもりだったわけ。いつも走り回るのが仕事の子供とは違うの』

「それはあなたじゃ俺は手に負えないということか?」

『ちっがうわ!!!!』

厳しい修行中とは全く打って代わり、つい今までヘナヘナと情けなく木に背をつけ座り込んでいたAがいきなり立ち上がった。

思っていたよりかなり単純な人のようだ。

それとも全て見透かした上で俺に修行をつけているのか。

感情的に見えるが感情が載っていない素振りなど全てが謎に包まれていた。

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エイの娘(プロフ) - ナツキさん» 初めましてわざわざコメントありがとうございます(^-^)!とっても嬉しいです上手く書けてるか不安だったのですが自信が着きましたほんとにありがとうございます!残り話数も多くないですが続編を作ろうかと考えているのでそれまで更新頑張りますありがとうございます! (3月19日 21時) (レス) id: 9ef56ed338 (このIDを非表示/違反報告)
ナツキ(プロフ) - 初めまして。NARUTOに再燃し作品を探しているところこちらの作品を見つけ、読まさせていただきました。暁が好きなので、暁がメインで出る作品をよく読むのですが、見ていてとても楽しい作品で出会えてとてもよかったです!更新楽しみに待っています。 (3月19日 18時) (レス) id: 06805e431e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:エイの娘 | 作成日時:2026年2月19日 14時

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