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第五章 人になる時 ページ32

騒がしいなと思い私は顔を上げた。どうやら誰か来たようだ。
大きくて豪快な笑い声が響く。

垂れてきた鼻血を拭いたティッシュを集めてそばのゴミ箱にまとめて捨てた。

「おっと!ここからは鍋の沸騰によって飛び散る液体にも注意しろ!少しすれればそこから体が溶けて崩れるぞぉ!」

「本当にここが宿なの?ふかふかの布団もシャワーも何一つ見てないんだけど……」

「なーに心配することはない!ここは宿だ!」

「ガイ先生が言うなら心配ないですよテンテン!」

「ガイ先生が言うから心配なのよ……」

1人目の足音が近くまで聞こえて私はスポイトを持ったまま振り向いた。

「初めましてだな!俺は木の葉の蒼き猛獣マイト・ガイ!!今日はここへ泊まらせて貰いたくってな!!宿に空きはあるか?4人だ!」

私がどうもと言う前にハキハキと言い終えたマイト・ガイはキラリと歯を光らせた。その圧に少し気圧されながらも私はゴーグルを外した。

『どうも。マイト・ガイさん。空きならあるよ4人部屋ね。案内するからちょっと待って』

シュコーとガスマスクから音が漏れながらも私は足元を片づける。ガスマスクを首まで下げてスポイトを置く。

手袋を脱いで適当に捨てた。

ゆっくりと立ち上がって道を開けてくれた4人の前まで歩いて進んでいく。

「いや〜ここら辺で野宿するにも少し肌寒くてなぁ!」

「あの〜、シャワーとかってあるんですか?」

どうやら私に声をかけたようで左右にお団子をした可愛い女の子が言った。

『ああシャワーなら今私がいたところにある。部屋にはないよ』

「そっ、そんな〜……」

「じゃあ僕が後でシャワー室までお供します!」

「いらんわ!!」

この歳の子達は騒がしいなあ。楽しそうでなにより。大きくなれよ。

木の葉の額当てが薄暗い道の細かな光を拾って光る。

曲がって、古びた木の階段を上る。埃が舞う。

女の子と髪の長い日向一族らしき男の子が怪訝な顔をする。

ギギギギとミシミシが合わさったような音が響き、階段が鳴いているようだ。

愉快愉快。なんて思いながら1番大きな部屋のドアを開けた。とんでもない音が響く。

『おお、おならみたいな音だあ』

「うむ!!中々威勢のいい部屋だあ!!なあリー!!」

「はいガイ先生!!大きな部屋ですね!!」

「ボロッ!!」

「ボロいな」

各々が意見を言う。文句を言う2人に私は口端をあげた。

『掃除手伝ってあげるからみんなでやるよ〜』

「何故客の俺たちが……?」

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エイの娘(プロフ) - ナツキさん» 初めましてわざわざコメントありがとうございます(^-^)!とっても嬉しいです上手く書けてるか不安だったのですが自信が着きましたほんとにありがとうございます!残り話数も多くないですが続編を作ろうかと考えているのでそれまで更新頑張りますありがとうございます! (3月19日 21時) (レス) id: 9ef56ed338 (このIDを非表示/違反報告)
ナツキ(プロフ) - 初めまして。NARUTOに再燃し作品を探しているところこちらの作品を見つけ、読まさせていただきました。暁が好きなので、暁がメインで出る作品をよく読むのですが、見ていてとても楽しい作品で出会えてとてもよかったです!更新楽しみに待っています。 (3月19日 18時) (レス) id: 06805e431e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:エイの娘 | 作成日時:2026年2月19日 14時

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