☠︎︎ ページ26
「まあデイダラはAによく懐いてるからな。有り得ねえ話ではねえ」
そのペットにさっき鳥の上に投げられました。なんて言えばまた馬鹿にされかねないので口を紡ぐ。
クソ。この3人は全員年上だからか馬鹿にできない。飛段とか居てくれれば。いやアイツも年上ではあるか。
「お前らふたりが一緒に来るなんて珍しいな」
「たまたまそこで会ったんですよ。甘味処の前でね。そしたら貴方たちの声が聞こえてきたものですから」
「……デイダラも報告に行ったんだろう?鬼鮫、お前会わなかったのか」
「ああそう言えば……会いませんでしたねえ」
「アイツ何処で道草食ってんだ。俺を待たせやがって」
待たされるのが嫌いだとよく口を開くサソリが零す。ヒルコの姿だから余計いつもより恐ろしい印象を抱く。
お待ち遠様〜と頭上から声がしてあんみつやらが次々と置かれていく。
それをまたもやサソリがげんなりとした表情で見るので私はイタチの前まで皿を持っていく。
「お前食い過ぎだろ」
『イタチと半分こするんだし』
「そんなこと言って結局1人で食べるんでしょう。イタチさんを利用しないでくださいよ」
『だまれ魚顔』
「誰が魚顔です」
「お前だろ」
意図も真面目に聞き返す鬼鮫にサソリがバッサリと切り捨てた所であんみつに手を伸ばす。
パクパクと口に入れていけばイタチがそんな私を見ているのがわかる。否、正確に言えばどうでも良さそうなサソリを除き鬼鮫も私を凝視しているのだが。
何処か懐かしそうに何処か悲しそうに、愛おしさまでもがその真っ黒な瞳に含まれているのがわかる。
誰かと重ねているんだろうな。
別に同情する訳じゃないけれど私はイタチの分をスプーンに取り分ける。
『しょうがないなあ。あげるよ』
そう言ってスプーンに乗せたあんみつを差し出せばイタチが目を見開く。
「いや……俺は」
珍しく動揺しているイタチに私は首を傾げる。
「貴方は黙って食べてればいいんですよ。食い意地を張ったままね」
相変わらず同じ里出身の好だとか言うのか小言を混ぜて行ってくる鬼鮫に眉をひそめながら私はまたあんみつを頬張り始める。
ああもうなんて美味しいんだろう。これこそ配送するべきだ。どうせここも配送なんてやってないんだろうなあ。
宿の冷蔵庫になんか材料とかストックして置こうかな。
私でも作れるほど簡単か分からないけれど。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 36人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
エイの娘(プロフ) - ナツキさん» 初めましてわざわざコメントありがとうございます(^-^)!とっても嬉しいです上手く書けてるか不安だったのですが自信が着きましたほんとにありがとうございます!残り話数も多くないですが続編を作ろうかと考えているのでそれまで更新頑張りますありがとうございます! (3月19日 21時) (
レス) id: 9ef56ed338 (このIDを非表示/違反報告)
ナツキ(プロフ) - 初めまして。NARUTOに再燃し作品を探しているところこちらの作品を見つけ、読まさせていただきました。暁が好きなので、暁がメインで出る作品をよく読むのですが、見ていてとても楽しい作品で出会えてとてもよかったです!更新楽しみに待っています。 (3月19日 18時) (
レス) id: 06805e431e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:エイの娘 | 作成日時:2026年2月19日 14時


お気に入り作者に追加


