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☠︎︎ ページ16

隣で団子を頬張るAに僕は気づけば微笑みを向けていた。

恵まれた容姿は出会った頃からずっと変わらずそれどころかあの頃よりもずっと綺麗になっていた。

僕が再不斬さんに拾われ霧隠れの里へ行った時唯一仲良くなったのがAだった。歳も近く同じ忍びを目指す者同士仲良くなるのも必然と思うかもしれないがこれは偶然だったのだと今になっても思う。

Aは常に周りに人が集まるような人間だった。

記憶の中でもアカデミーの生活で常に周りに誰かいた。

Aに魅力が合ったのは確かだ。それなのに本人は周りにいる子達の存在さえも見えていないかのようだった。

子供ながらにそれが恐ろしいと感じた。

きっとこの子は周りの子達になど全く興味がなく、死んでも生きててもどうでもいいのだと。

それでもいくら卑下されようとAの周りから人がいなくなることはなかった。あまりにも魅力的すぎたから。

人気者であることに自覚はなくずっと薬草や毒草に関する勉強に熱心だったAは明らかに異質だった。

そんなAは自分とは全く違う世界の人間だと思ったから僕はAに話しかけられた時心の底から驚いて椅子から落ちそうになった。

『大丈夫?』

顔は柔らかいのにどこかそこに感情が乗り切っていないような子供らしからぬ振る舞い。

「あっ、はい」

慌てて椅子に座り直していつ話し出すかも分からないAの目を見る。キラキラと汚い物なんて何も知らないような光を閉じ込めたような目。

『どこから来たの?』

Aが他人へ質問しているのを見たのは初めてだった。他人へ他人についての質問を。

あの瞬間僕自身が唯一Aに存在を認められたような気がして嬉しかったのを今でもよく覚えている。







Aは血の繋がったお婆さんと二人暮しだった。

感じの良い優しいお婆さんで遊びに行くといつもお菓子をくれた。

自由奔放なAはこの家だから生まれたと言っていい。それほどまでにお婆さんはAのやりたいこと考えを何一つ否定してなかった。

本来ならそんな家の子供はわがままで横暴に育つと思うがAは子供とは思えないほど理性的で聡明だった。

僕が里をぬけて数年後そのお婆さんはふたりが住む家の一室で棺桶に寝かされていた。

この話は聞いた話で実際には見ていないが、Aが里を抜けたあと家の確認に入った中忍が発見したらしい。

防腐処理、死化粧全てが完璧に行われていた。

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エイの娘(プロフ) - ナツキさん» 初めましてわざわざコメントありがとうございます(^-^)!とっても嬉しいです上手く書けてるか不安だったのですが自信が着きましたほんとにありがとうございます!残り話数も多くないですが続編を作ろうかと考えているのでそれまで更新頑張りますありがとうございます! (3月19日 21時) (レス) id: 9ef56ed338 (このIDを非表示/違反報告)
ナツキ(プロフ) - 初めまして。NARUTOに再燃し作品を探しているところこちらの作品を見つけ、読まさせていただきました。暁が好きなので、暁がメインで出る作品をよく読むのですが、見ていてとても楽しい作品で出会えてとてもよかったです!更新楽しみに待っています。 (3月19日 18時) (レス) id: 06805e431e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:エイの娘 | 作成日時:2026年2月19日 14時

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