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☠︎︎ ページ12

「うーん。そうだなあ、なんて言うか実感は出来てないんだけど、凄く嬉しいんだ。どんな子なんだろう。俺か彼女かどっちに似るんだろうってすごく気になるし」

"どっちに似てもきっと可愛いんだろうね"と優しく微笑む。

『私お兄さんの子供に会いたいなあー』

「そうだね。俺も早く会いたいよ」

「戦争はその子を守るためにする物でもある。誰もが自分の大切なものを守るために戦争をする」

「きっと君のことを大切に思っている人もそうだ。ずっと戦っている」

「君がここで戦争に殺されてしまったらその人達はどんな気持ちで生きていくと思う?」

『戦争嫌いになる』

「ああ。そしてまた誰かの大切な人を奪おうと戦争をする。その繰り返しなんだ」

ヒラヒラと私と彼の間を柔らかい風と葉が舞う。

「だから君は戦争に殺されてはいけない。若くて、小さな芽がまた芽吹くのを待つのが僕たちの勤めだ」

頭に載せられた大きな手に私はきゅっと口を結んだ。

「帰るんだ。大切な人が待つ家に」

この日もまた私は戦争を目にすることがなかった。それはあの日助けてくれた木の葉の里の忍のおかげで。

戦争の恐ろしさ、戦争の循環を教えてくれたあの四代目火影のおかげで。

そう言って優しく微笑んだ彼に私はまた口を開いた。

『最後にお兄さんの名前を教えて』

「波風ミナト。木の葉の1人の忍だ」

そこでこの追想は終わる。




私はまた脳裏で未だ慌ただしく駆け回るナルトにスポットライトを当てた。

君は本当に羨ましいくらいに父さんに愛されていたねナルト。

あの人とお揃いの額の木の葉のマーク。

その姿をきっと彼も見たかったろうに。

もっと早くナルトがあの人の息子だと気づいていればと今になって悔しくなって悔やんだ。

申し訳なくなる。

本当にお父さんに愛されてたんだよと伝えたかった。

元気で底なしに明るくて慌ただしいあの男の子に。

グツグツと煮えきった鍋の毒を一杯汲んで小さな瓶に移し替える。溶けきらなかった薬草のカスを網で掬う。

また来てくれるかな。

いや…もう来ないかもしれないな。

彼にこんな陰気な場所は似合わない。

きっと何も言わせずに"こんな汚ねーとこずっといられるかってばよ!"なんて行ってヅカヅカ出ていってしまうだろう。

うん。それでいい。

あの子はそれがいい。それがナルトなんだろうな。

なんて対して会話もしていないくせに悶々と考えて愛着を沸かせて満足してから私はまた顕微鏡を覗いた。

第四章 採集の羊→←☠︎︎



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エイの娘(プロフ) - ナツキさん» 初めましてわざわざコメントありがとうございます(^-^)!とっても嬉しいです上手く書けてるか不安だったのですが自信が着きましたほんとにありがとうございます!残り話数も多くないですが続編を作ろうかと考えているのでそれまで更新頑張りますありがとうございます! (3月19日 21時) (レス) id: 9ef56ed338 (このIDを非表示/違反報告)
ナツキ(プロフ) - 初めまして。NARUTOに再燃し作品を探しているところこちらの作品を見つけ、読まさせていただきました。暁が好きなので、暁がメインで出る作品をよく読むのですが、見ていてとても楽しい作品で出会えてとてもよかったです!更新楽しみに待っています。 (3月19日 18時) (レス) id: 06805e431e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:エイの娘 | 作成日時:2026年2月19日 14時

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