検索窓
今日:2 hit、昨日:12 hit、合計:96,191 hit

14話 ページ19

貴方side

やってしまった。

考えも無しに

突っ込んでしまった。

しかも、ボコボコにしてしまった。

帰ったらどんな顔で見られるんだ。

二郎はきっと言うんだろう。

一郎と三郎に。

今すぐ頭を抱えて

座り込みたい。

あぁー帰りたくない。

そう思いながらも、

足はどんどん家へ進んでく。

仕事…?終わりましたよとっくに。

いやだいやだ。

………着いてしまった……。

貴『……た…だいま……』

…………シーン………………

返事があるわけ…ないか……

??『……おかえり…』

………え…………?

前を見ると、

愛おしくて可愛らしい

山田家の次男坊が

目の前に立っていた。

貴『…あ……えっ…と……うん…』

いやいや

何が『うん』だよ。

あの二郎が、

おかえりって言ってくれたんだよ?

もう二度とないよ?

絶対ない。

二『飯、今日は用意してあっから、
  勝手に食え。』

貴『あ…うん……ごめん…。』

二『本当だよ。マジ疲れた。』

貴『う、うん……。ごめん……。』

二『っ……。おう……。』

ご飯か…食べれるかな……。

最近食欲無くて、

食べたら吐いてのくり返し

なんだよな……。

でも、折角作ってくれたし、

吐いてでも食べなきゃ……。

食べなきゃ……。

二『俺、もう寝るから。』

貴『あ…わ、わかった。おやすみ…』

これならゆっくり

食べれるかな……。

吐かないように……頑張らなきゃ…。

吐かないように……。

吐かないように……。

15話→←13話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (116 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
627人がお気に入り
設定タグ:ヒプノシスマイク , 山田家 , 過去編   
作品ジャンル:泣ける話
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

マカロニサラダ(プロフ) - おっふさん» 申し訳ありません!手違いで直接ご返信できませんでしたが!読んで頂けると嬉しく思います! (2019年8月7日 23時) (レス) id: 1d4119f2c9 (このIDを非表示/違反報告)
マカロニサラダ(プロフ) - バレてしまったなら仕方がない…!実はおっふさんが好きそうなストーリーをこっそり研究してたんですよ!っていうのはもちろん嘘ですよ…!ご愛読下さりありがとうございます!! (2019年8月7日 23時) (レス) id: 1d4119f2c9 (このIDを非表示/違反報告)
おっふ - わぁっ、、すげぇ、ストーリーが私好み、、、、え?なんで知ってるんですか、わたしの好きなストーリーとか← (2019年8月7日 23時) (レス) id: dfac6954d1 (このIDを非表示/違反報告)
マカロニサラダ(プロフ) - キユぎつねさん» コメント誠にありがとうございます!!最近また更新頻度が落ちてきてるので、頑張ろうと思います……。 (2019年8月4日 2時) (レス) id: 1d4119f2c9 (このIDを非表示/違反報告)
キユぎつね - この作品を初めて読んだ時はさ、こういうのもいいなーって思っていたけどさぁ、過去の話になってから「う”あ”あ”ぁ”ぁ”!!姉さぁ”ぁ”ん”!!」と発狂するようになったでござるる(^^) (2019年8月3日 18時) (レス) id: 00266d32c6 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:マカロニサラダ x他1人 | 作成日時:2019年3月3日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。