『無題』 ページ6
『ただいま。』
母「おかえり、A。」
「明日の朝にはもう出るから今日は早く寝なさいね。」
『わかった。じゃあ、荷物の最終チェックしてくる。』
母「ええ、わかったわ。」
――――――――――――――――――――
『シンセサイザーは綺麗に緩衝材と入れた、、、、パソコンはバッグの中、、、本も、よし。』
『もう大丈夫かな。』
コンコンコン
母「A?もう荷造りは終わったかしら?」
「なにか手伝えることはない?」
『ううん、大丈夫。荷造りはもう終わったよ。』
母「ならよかったわ。それじゃあ、向こうに行くわね。」
『わかった。』
母が向こうに行った後、私はスマホに手を伸ばした。
『新曲、どうだったかな。』
趣味でやってるとはいえ、小遣い稼ぎにもなるので収益化は親の許可のもとしている。
親は変なところだけ甘いのだ。
『、、、今回も良い感じ。』
やっぱ、少し嬉しいかも?
そう思いながらコメント欄を見る。
コメント欄
――――――――――――――――――――
「今回の曲も中毒性ある!
これはリピ確定の曲だ(確信)」
「なんでこの人こんな歌詞が思いつくんだろう。
刺々しくて藻掻いているようで聞いてて来るものはあるけどなんか聞いちゃう」
「これを天才というのか、、、」
――――――――――――――――――――
こんな感じの曲が良いのかと確信付いた。
次の曲を練ろうかとメモ帳を開いた瞬間、
『うわっ』
閃光が走った。
日々疲れていたせいか眩しく見えたのかと思った。
刹那、その思考は掻き消された。
シャラララララ――――――――――――――――――――

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青音(プロフ) - お ち ゃ ず け # ら む ね 味さん» 返信遅れてめっちゃ申し訳ないです、、、。神作と言っていただけてとてもうれしいです。これからバンバン投稿していくので応援よろしくお願いします。 (12月14日 23時) (レス) id: c24154ca58 (このIDを非表示/違反報告)
お ち ゃ ず け # ら む ね 味(プロフ) - 初コメ失礼します!え、、、神作、、、、一気読みさせていただきました!めちゃくちゃ好みです!!!() (12月13日 18時) (レス) @page32 id: 606352f15c (このIDを非表示/違反報告)
青音(プロフ) - あさん» コメントありがとうございます。こちらも楽しめる作品に出来るよう頑張りますので、これからも見てくださると幸いです。 (10月5日 0時) (レス) id: c24154ca58 (このIDを非表示/違反報告)
あ - 楽しみにしてます! (9月29日 22時) (レス) @page3 id: 7da632aaca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:青音 | 作成日時:2024年9月1日 23時