25時、君は独りぼっち＿＿＿『KAITO』

『無題』 ページ19

て、ことで、今ショッピングモールにいます。

さすがシブヤ区、ショッピングモールなかなかでかい。

気になったのはみんな髪色がカラフルなこと。



『あれ地毛なの、、、？』



見えたのはピンク髪で少し跳ねてる女の子



、、、、かわいい。

他にも灰色の髪の子とか、、、



あ、あそこにいる子、前にあった天馬さんに似てる。

兄妹？かな。



父「よぉーしA、しばらく会えないんだから今日は色々欲しいもの買ってやるぞ〜！」


『え、いいの？お金は？』


母「ほらほら気にしないの、行きたい場所は?」


『じゃあ、、、』




――――――――――――――――――――





『あった、これと、、、』

『これも色々欲しいな、あ、これ詰め替えなかったんだっけ。』

『あとは、、、』


父「おぉ、、、うちの子めっちゃ買うじゃん、、、」


母「そうね、でもあなたが決めたことじゃないの。」


父「うぅ、、、(泣)」


『はい、お父さん。いったんこれお願い。』


父「いったん？？？まだあるの？？？」


『？？？そうだよ？』

『次手芸店ね。』


父「え」


『ほら会計してらっしゃい。』


母「ふふ、仲いいわね。」


『でしょ？』




父「俺どんだけ金使うんだろ、、、」









――――――――――――――――――――




『よぉーし買った買った。満足。』


父「お、俺の金がぁ、、、」


『お父さんどんまい。』


母「どんまい。」


父「お前まで、、、」


母「あなたが悪いわよ。」


『なんだこの夫婦。』


父「はは、、、A、もう必要なのはないな？」


『ない。』


母「じゃあ帰りましょうか。」


『はーい。』













『じゃあ、お父さんお母さん、いってらっしゃい。』

『頑張ってね。』


母「えぇ、頑張ってくるわ。」

「ほら、あなたも何か言ってあげて。」


父「A、これからひとりにさせてしまうが家のことよろしくな。」


『うん。』


「「いってきます。」」



ｶﾞﾁｬﾝ








『いってらっしゃい、、、』

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