＊Shizuya.Y＊ ページ29
うわ、めちゃめちゃ綺麗なマンションじゃん...。
閑也くんが引っ越した、というので、
来てみたら、前に住んでたところよりも確実に、
レベルアップしていた。
・
『おじゃましまーす』
「どーぞー」
『中も綺麗...』
「新築じゃないんだけど、綺麗だよね」
『いいなぁこんな綺麗な部屋！』
「いつでも来ていいから笑」
・
毎日来ちゃうぞ、そんなこと言ったら。
来ないけど。
・
「そこ座って」
『ソファは変えなかったの？』
「まだ綺麗だし、」
・
何か言いたげな顔。
こういうとき、聞かずに黙ってればいいのに、
すぐ口を開くのが私の悪いところだ。
・
『だし？？』
「2人で選んだやつじゃん」
『そうだね』
「だからー、」
「2人で住めるようになった時まで使いたいなぁって思って」
『...そっか』
・
顔を真っ赤にする閑也くんは、
照れ屋さんだから、
愛情表現もあまりしないし、
スキンシップも少なめ。
だけど、そんなの気になんないくらい、
男気に溢れてて、優しくって、
なにより話が面白くって、
閑也くんといると落ち着く。
これが結論。
・
『閑也くん、嬉しいこと言うねぇ』
「はいはい」
『はやく二人で住みたいね？』
「大学卒業したら、ね」
『早く卒業したーい』
・
『でもさ、気づいちゃった』
「なにが？」
『お家デートって、今だけの特別なデートだと思わない？？』
「...はぁ？」
『だから！一緒に住み始めたら、お家デートって感じじゃないじゃん！』
「.....じゃあ住むの辞める？」
『そうじゃないよ！！住む！！』
・
一緒に住みたくないとかじゃなくて、
今ってすごく特別な時間だな、って話で。
・
「でもさ、一緒に住んだら、毎日、お家デートじゃん。」
「Aが大好きなお家デート」
「毎日だよ」
『.....たしかに！！！！！』
『閑也くん、好き。そういうの好き。』
「...はい。」
・
「Aの素直な所だけは好きだよ」
『だけ！？』
「うん」
『閑也くんは素直じゃないなぁ！！』
「...やっぱ一緒に住むのやめとく？」
『やだ！』
・
ずーっと笑顔でいる今も、
とっても大切で特別な時間なんだよ。
・
『閑也くん、大好き』
「.....俺もだよ」
・
珍しくレスポンスが返ってきたと思ったら、
頭をわしゃわしゃと雑に撫でられた。
―――――――――
愛情表現苦手な閑也くんとお家デートしたい。
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まぁ(プロフ) - みさりんさん» リクエストありがとうございます！すぐ書きますね！！ (2020年2月8日 20時) (
レス) id: 47a706a603 (このIDを非表示/違反報告)
まぁ(プロフ) - さきさん» リクエストありがとうございました！時間かかってしまってすいませんでした汗 (2020年2月8日 20時) (レス) id: 47a706a603 (このIDを非表示/違反報告)
まぁ(プロフ) - ももか。さん» リクエストありがとうございました！時間かかってしまってすいませんでした汗 (2020年2月8日 20時) (レス) id: 47a706a603 (このIDを非表示/違反報告)
まぁ(プロフ) - 結菜さん» リクエストありがとうございました！時間かかってしまってすいませんでした汗 (2020年2月7日 17時) (レス) id: 47a706a603 (このIDを非表示/違反報告)
結菜(プロフ) - リクエストに応えて頂きありがとうございます!!ちゃかちゃん、うみちゃんらしい作品で何度も読み返してます!!大変だと思いますが、他の作品も楽しみにしてます!! (2019年10月2日 2時) (レス) id: 6d5069f39e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ま。 | 作成日時：2018年12月8日 17時
