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入学して1ヶ月。
慎ちゃんと大我とは特にあれから関わりが増えたりはしていない。
強いて言うなら登下校や移動教室の時に会ったら挨拶する程度。
｢あ、Aー！」
「慎ちゃん」
そんなある日、昼に1人で売店にいると慎ちゃんが声を掛けてきた。
｢なぁ、今日カラオケ行かね？」
｢急だね｣
｢きょもとさっき行こってなってさ！
どうせならA達誘おうと思って丁度教室行こうとしてたとこ｣
｢そうだったんだ｣
そういえば大我がいない。
いや、慎ちゃんだって常に大我といる訳じゃないだろうけど。
｢うん、いいね。」
｢おし、決まり！はるは？｣
｢はるは今日図書委員だから図書室｣
｢あら。はるも誘ったら来るかな？｣
｢来るんじゃない？｣
慎ちゃんも私とはるはセットだと思っているらしく、一緒にいない事に対して少し驚いた顔をしていた。
｢今日は大我と一緒じゃないんだ」
そっちが聞くなら、と私も聞いてみた。
｢きょもは教室で別の人と待ってるよ。来る？」
｢いや行かないけど｣
｢え〜なんでよ。はるいないんでしょ？」
｢別にはる以外にも友達いるから(笑)｣
私の事友達いない人だと思ってるのかな？
わざと大袈裟に驚いてる慎ちゃんを軽く睨む。
｢一緒に食べる人待ってるの？」
｢約束はしてないけど｣
｢じゃあちょっと来てくれない？会わせたい人いるんだ｣
そう言うと慎ちゃんは返事も聞かずに私の後ろに回り、
｢はいはいこっちこっち〜｣
と、背中を押して歩き出した。
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まいやん(プロフ) - 更新お疲れ様です！いつも楽しみに読ませていただいています！これからもご自身のペースで頑張ってください！ (2022年8月8日 17時) (
レス) id: 9a00c406d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴぇ | 作成日時：2022年8月1日 19時
