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ティラside









「あ?サボの様子が変?」

『…うん』









エースを引き止めてここ最近のサボのことを伝えると、眉を寄せて「変って、どう変なんだよ」と聞かれた









『ご飯食べてる時とか、話してる時とか!!』

「………サボが変って、たったそれだけか?」

『上の空なんだよ?何をするにも』









心配で最近話しかけてもロクに会話にならないことが多々ある









「おれの方でも聞いてみる」

『うん…』









エースside









ったく、サボのやつ









「おい、サボ!!!」

「えっ…エース?」

「ちょっといいか?」

「…………?」









ルーンにルフィを任せ、おれはサボを連れてサボの過去を聞いた場所まで歩いた









「なァ、エースなんかあっ…」

「お前なァ、自覚してから変な態度取るのやめろ」

「え…?」

「ティラのこと」









キッパリと言ってやると、顔を赤くして「なっ………!!?」と慌てて顔を背けるサボ









「お前がそう言う変な態度を取るから、鈍感なティラが心配してんだぞ?」

「……そりゃ、悪いとは」

「…異性として見る前に、お前あいつの兄貴なんだろ」

「!」

「だったら、ちゃんとして接してやれ…。あいつはただでさえ兄弟同然の親友も、親も亡くしたばっかだからな」









まァ、無理なら仕方ねェけどな。と付け足した









「…エースは、ティラのことどう思ってるんだ?」

「あ?」

「…………」

「………………………お前、なんの確認してんだよ」

「なっ…確認なんかしてねェよ!!!」









タコみてェに赤くなるサボに「安心しろ」と笑ってやる









「ティラはおれの大事な妹だ!! それ以下でもそれ以上でもなんでもねェよ」

「そ…そうか」

「まァ、ルーンがどう思ってるかは知らねェけどな」

「〜〜〜〜!!!」









赤くなったり青くなったり、忙しいヤツ









「ティラに変な態度取らず、普通にしてやれよ。あいつ、あれでも敏感だからな」

「…………わかってる」

「の割には、まだもじもじだな」

「エースッ」

「はっはははは」

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さっちゃん(プロフ) - サボ推しで小説拝見しました。休む時間必要だと思いますのでゆっくりでいいですよ。 (2022年12月22日 9時) (レス) id: 6ccc21148d (このIDを非表示/違反報告)
Rain - この作品好きです!最近またONE PIECEにまたハマりましてサボが大好きなんです!!無理のない程度で更新頑張ってください! (2020年7月23日 12時) (レス) id: 3d2006b17f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:サッカーバカ | 作成日時:2020年4月28日 18時

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