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サボside
「どー、みんな？」
「可愛い!!!」
「馬子にも衣装ってやつだな」
「可愛いな、ティラ」
『…えへへ、ありがとう』
頬をちょっぴりピンク色に染めて可愛らしく笑うティラを、俺はボーッと見惚れた
青色のワンピースがフワフワしてて、綺麗な髪の毛がお団子になってて、どこかのお姫様なんじゃないかと思った
(綺麗…)
キラキラしてて、すごく可愛くて綺麗で
「あら、サボ君？」
「…へ？」
「顔、赤いわよ？」
「え、あ、いや」
手をわさわさと動かして、ぐるんと背を向けた
バクバクとする心臓をなんとか落ち着かせようとするのに、全然落ち着かない
「サボー」
「な、んだ？」
「なんか言ってやれ…ティラが泣きそうだぞ」
「え!?」
グルリと首を振り向かせると、少し眉を下げているティラがいる
「あの、ティラ…………」
「ティラ〜〜〜〜!!! 酒あるかーーーー？」
『あ、はーーーい!!』
「………………………………」
「ドンマイ」
パタパタと走って行くティラと、手伝いに走ったルーン
「…………」
「うーん…。サボ君、素直にならないとダメね」
「ハイ…」
マキノさんに言われたおれは、素直に受け取った
その日の夜、おれは風呂に入った後外に出て岩の上に座って悶々と考えた
そりゃあさ、可愛いカッコした女の子がいたらなに言っていいかわかんなくもなるし、頭ん中真っ白になるのが当たり前だと思うよ？
けどさ、マジで可愛いし綺麗だし…
ちゃんと可愛いとか綺麗とか言わないとダメなのは、わかるけどなァ
ティラのこととなると、どうもポンコツになってしまう自分に大きなため息を吐いた
『サボ？』
「(ﾄﾞｯｷｰｰﾝ」
ビクンと肩が揺れるし、心臓が大きく跳ねるし、「なななな、なんだ!?」と早口かつ噛みながら答えると『大丈夫？』と心配の目を向けられた
「お、おう！大丈夫だっ」
『そっか、ならいいや』
フワフワと金色の髪の毛が風でなびいている
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さっちゃん(プロフ) - サボ推しで小説拝見しました。休む時間必要だと思いますのでゆっくりでいいですよ。 (2022年12月22日 9時) (
レス) id: 6ccc21148d (このIDを非表示/違反報告)
Rain - この作品好きです！最近またONE PIECEにまたハマりましてサボが大好きなんです！！無理のない程度で更新頑張ってください！ (2020年7月23日 12時) (レス) id: 3d2006b17f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2020年4月28日 18時
