16話 体育祭 ページ40
参加種目…つまり、体育祭での競技が全て決まり、体育祭への2週間、私は何事もなく過ごした
『…行ってきます』
誰もいない家に、そう呟いて私は家を出た
更衣室で体操服に着替えた後、A組専用の控え室に入る
みんなは変わらず接してくれる
「みんな、準備はできてるか!? もうじき入場だ!!」
申請して通ったナイフと銃
(助けられることが多いな…)
トントンと胸の辺りを叩いて冷静さを取り戻す
「轟くん………何？」
『？』
緑谷に声をかけた焦凍
「客観的に見ても、実力は俺の方が上だと思う」
「へ!? うっ、うん…」
「お前、オールマイトに目ぇかけられてるよな。別にそこ詮索するつもりはねえが、お前には勝つぞ」
へぇ…オールマイトに
「轟くんが何を思って僕に、勝つって言ってんのか…は、わかんないけど…そりゃ君の方が上だよ…
実力なんて大半の人に敵わないと思う…客観的に見ても…」
「緑谷もそーゆーネガティブなこと言わねえ方が…」
「でも…!!」
『………………!!!』
「みんな…他の科の人も本気でトップを狙ってるんだ」
力強い声…
真っ直ぐな気持ち
「僕だって…遅れを取るわけにはいかないんだ
僕も本気で獲りに行く！」
「……。おお。青子」
『！』
「…いとこだからって、手加減はしねぇ
お前にも勝つぞ」
『…私に勝てると思うなら、焦凍。あんたはぬるいね』
戦いの幕は、切って落とされる
「雄英体育祭!! ヒーローの卵たちが我こそはとシノギを削る年に1度の大バトル!!
どうせてめーらアレだろ、こいつらだろ!!?
敵の襲撃を受けたにもかかわらず、鋼の精神で乗り越えた奇跡の新星!!!
ヒーロー科!! 1年!!! A組だろぉぉ!!?」
プレゼント・マイクの紹介の言葉を耳にしながら入場すると、会場にはあふれんばかりの人たちが大勢いた
「わあああ…人がすんごい…」
『大衆の面前で、緑谷はあがるタイプだねぇ』
「ひ、人の前に出ることがほとんどなかったから…」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 562人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
サッカーバカ(プロフ) - ぽかりさん» おっと！それ以上はシーーー！です＼(^^)／ 細かい事は、きっとヒロインちゃんが教えてくれます！！！コメントありがとうございます！！！ (2020年3月20日 15時) (
レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
ぽかり - 体育祭前までしか読めてませんが.....(^_^;) (2020年3月20日 15時) (レス) id: a72f134362 (このIDを非表示/違反報告)
ぽかり - 兄さんがオーバーホールで女の子が壊理ちゃん、個性が破再なのは『破壊と修復』から。ですかね? (2020年3月20日 15時) (レス) id: a72f134362 (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - mioさん» ありがとうございます！！！頑張ります！番外編、ちょっと考えてみますね！ (2020年3月15日 11時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
mio - 更新頑張ってください！応援しています！！番外編が見てみたいです！ (2020年3月14日 15時) (レス) id: 2668335830 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2020年3月11日 10時
