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「がっ…!!」
「青子さん!?」
『どう？痛いでしょ？』
向けられた拳をギリギリとあらぬ方向へ向けていくと、ミシミシと軋む音がする
『緑谷はもっと痛いんだよ？
人より劣っていると思われ、“個性”がないだけでこんな風に言われ続ける…
そんな彼に、私は尊敬の意を示すよ。キミ達、本当にヒーロー志望かな？
下手したら、緑谷はキミ達のせいで夢を折られ、命を絶っていたかもしれない
そうなればキミ達は犯罪者だ。1人の、ヒーロー志望を、誰よりもヒーローになれる素質を持った少年を殺した罪でね
いいかい？命はたった一つしかない。その大切な命を粗末に扱うと言うなら、私もこいつも容赦なくキミ達に教え込ませてもらう』
パッと離して、さらに足を振り下ろせば小さな悲鳴が聞こえた
ｶﾞﾂﾝｯ
「……………(ｶﾞｸｶﾞｸ」
『…私は犯罪者にはなりたくないんでね。命があったことに感謝するのと、これ以上無個性の人間をいじめることはやめようね？
自分がやった分、いつか返って来ると思っておけ』
逃げるように立ち上がり、どこかへ逃げていった2人を見送り私の肩にカルマが腕を置いた
「こっわーい」
『あんたも手が出そうになってたでしょ？』
「俺、青子みたいにあんな風にしようとは思わなかったけど？」
『よく言うよ。渚のことタコ殴りにしたじゃんか』
「まぁ、男の大事なところ蹴り上げて、その上回し蹴りにかかと落とし見舞おうかなって思ってたけど」
(青子さんより酷い………!!!)
私よりも暴力的だな
「あ、あの！」
『ん？』
「…ありがとう」
『…構わないよ。私が言いたいことを言っただけ。ヒーローはヒーロー志望を育てるんでしょ？
緑谷も、ヒーロー志望なら頑張んなよ』
「うんっ」
潤んだ瞳で大きく頷く緑谷の肩をポンポンと叩く
「それより、青子さんの“個性”って…」
『…教えない』
「え!?」
「青子、個人情報流出を避けてるんだよね。だから、必要最低限なことしか教えてくんないの。俺でも、一緒にいて3年ぐらい経つけど、未だに“個性”の説明してくれないし」
「え、そうなの!?」
「うん。発動条件とか全く教えてくれない」
『カルマの“個性”なら知ってる』
「え、俺無個性…」
『喧嘩っ早い』
「そんなにボコられたい？」
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サッカーバカ(プロフ) - あかねさん» 本当です…！ご指摘ありがとうございます！誤字脱字が目立ちますが、よろしくお願いします…！本当にご指摘ありがとうございます！！！ (2020年3月10日 11時) (
レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - 三毛猫さん» おじさんです笑笑 これから絡んでいきますので、よろしくお願いします (2020年3月10日 11時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
あかね(プロフ) - 44.45ページのところのセロ君の説明、膝じゃなくて肘からテープだと思いますよ (2020年3月10日 11時) (レス) id: 110b716f36 (このIDを非表示/違反報告)
三毛猫 - なんか、おじさん気になるwww(言い方)楽しみです (2020年3月6日 20時) (レス) id: 637a950f3e (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - 三毛猫さん» ひゃーーー！ありがとうございます！！！一目惚れなんて嬉しいです！ありがとうございます！雄英での活躍とかっちゃんとの絡み、まだだ進展しませんが、よろしくお願いします！ (2020年3月5日 19時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2020年3月2日 20時
