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NOside
体育館の屋根に座り、月を眺める志々尾限
そんな彼の携帯電話が鳴る
「あ、ハイ、もしもし」
《ああ、仕事中ごめん。今、大丈夫？》
「ハイ大丈夫です」
《どう？そっちは》
「……あいつら…大したことないですよ」
《ハハ…まあそう言うな。俺の弟と妹だぞ。
まあ任務だからってまだ気張る必要ないからな
ホラ…そこの学校って人多いだろ？楽しめよ、学校生活とか》
「……俺は…そういうのはもう…」
《限、ちゃんと自分から女の子に話しかけられるようになれよ》
「なっ…うるさいな…」
《ハハハ、時音ちゃんいい子だから仲良くなりなよ
うちの妹なんか、年下には甘かったりするし、世話焼かれたんじゃない？》
「…別に。だ…だってあいつらギャーギャーうるさいし…すぐ…壊れそうだし…」
《限。お前はもう…ちゃんと力の加減ができるはずだよ。だろう？》
「……。あの…頭領…」
《え、何？ごめん、よく聞こえない》
「もしもし？」
《悪い、もう少し大きい声で言ってくれる？》
「あの…一つ聞いていいですか？」
《いいよ》
「あの…どうして…」
《場所がよくないか…》
「え？」
《いや、電波がさ》
すると、切れてしまう
ポケットに入れようとすると、またバイブする
《あぁ、ごめんごめん。で、なんだっけ？》
「あの…」
《ん？》
「何故…俺を
《……まあ…そうだな…派遣の理由は色々あるけど…良守と守香と、合うと思ってさ》
守香side
「斑尾、金狼、ホントに校舎内にいんのか？」
「グズグズしてるとまた
「んでもちょっと勘弁してほしいなー…」
『でも、どこに』
廊下の曲がり角から、笑い声が聞こえすぐに構えた
ｺﾞﾛｯ…
ｷﾞｮﾝｷﾞｮﾝ
『！』
来る！
ｷﾞｮﾝｯ
張っていた結界が、破られた
「守香！」
『大丈夫なんだけど』
私のそばだけ床が深くえぐれてる…
「良守！守香！引き返してくるよ!!」
「くっ！れ
教室のドアを開けて中に雪崩れ込み、攻撃を交わした
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2019年10月14日 17時
