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レンside
『うあああああああああ!!!』
ﾄﾞｺﾞｫﾝ!!
『オオオオオオォォオ!!!』
ｶﾞﾝｯ!!!
『あああああああ!!!』
ｶﾞｺﾞｫﾝ!!
「……どこの馬の骨とも知れねェ小娘が………!!
このおれを誰だと思ってやがる!!!」
『お前がどこの誰だろうと!!! 私はお前を超えて行く!!!!』
大きく、強く、クロノシスを蹴り上げた
最後にもう一度、拳に力を込めて殴り飛ばした
ミラウside
地面から何かが飛び出てきた
それがなんなのかすぐにわかった
“そ〜〜〜〜か、じゃあ!!! クロノシスをさ!!! ぶっ飛ばしたらいいんでしょう!!?”
レンさん…
「「あいつが勝ったんだ!!!」」
クロノシスは敗れた、なのに
「……もう敵はいないのに……!! これ以上血を流さないで…………!!! 戦いを…!!!! やめてください!!!!
もうこれ以上…!!! 戦わないでください!!!!」
そう叫べば、雨が降って煙が晴れていった
声が、届いた…!!
“お前の声なら、私たちに聞こえてる!!!”
レンさん、私の声、届きました
「今降っている雨は…!! 昔のようにまた降ります。悪夢は全て…終わりましたから…………!!!」
緑谷side
「お前、しっかり歩け」
「ンなこと言われたって、足痛ェんだよ〜！」
「んじゃそこにいろ」
「待てって!!!」
みんながズタボロになりながら、町を歩くと前方から誰かが歩いてきた
「レン!!」
「キミたちは？」
「………アァ、あんたのその背中のやつ。運んでくれてありがとう。うちのなんだ、引き取るよ」
「……では、キミらかね。ミラウをこの国まで連れてきてくれたヒーローたちとは」
「あ？テメェ誰だ」
「バクゴー!!!」
「みんな!!! パパ!!?」
「ミラウさん!!」
って、この人ミラウさんのお父さん!!!?
「あんた、国王か」
レンちゃんを受け取ったエース先生は、静かに横にならせた
雨に打たれながら、血だらけでボロボロのレンちゃんを
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2019年11月10日 19時
