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もぐらババアともう1人に吹っ飛ばされる
「先生!!!」
「エース!!!」
「っのやろう!!!」
「上鳴!!」
「！」
ふらりと立ち上がる
血だらけの体で
「男には、どうしても戦いを避けちゃいけねェ時がある…………!!!」
「な、お前まだ…!!!」
「仲間の夢を、笑われた時だ!!!!」
「バカな…!! 4トンのバットで体を打ち抜かれて……!!
生きてられるはずがねー!! ましてや、立ち上がれるはずがねぇ!!!」
「レンは死なねェ、あいつはいずれ“海賊王”にさせるやつだから、そいつだけは、笑わせねェ!!!!」
ミラウside
「止まれ貴様っ!!!」
「反乱軍か!!?」
「この北ブロックを抜ければ宮殿しかないぞ!! この事態をわかっているのか!!?」
「わかってます…」
「あ…。ミラウ王女!!?」
「ティカの元へ案内しなさい!!! やってほしいことがあるの!!!」
みんなが託してくれたんだから、絶対にこの反乱を止める!!!
ーセルコール宮殿ー
「正気ですか、ミラウ様…!!! そんなことをしたら…!!!」
宮殿の中に通され、ティカにあることを説明した
「…………なぜこんな時に…!!!」
「そんなことしたらなに？この国が終わっちゃう？違うでしょう!!?
ヴェバリア王国は今傷つけあってる人たちよ!!!
彼らがいてここは初めて“国”なのよ!!!
…この戦いを数秒…!! 止めることができればそれでいい!!
数秒間、みんなの目を引くことができれば!!
あとは私がなんとかするから…………!! この宮殿を破壊して!!!!」
「宮殿を…破壊する!!?」
「なにを言い出すんです、王女様!!!」
国王軍のみんなが、大声で反対の意見を出してくる
「…ミラウ様、おっしゃる通りに!!!」
「「!!!?」」
ーーーーー
ーーー
ー
火薬をセットしてくれるみんな
「しばしお待ちを。すぐに準備が整います
この事態を、なんと申し上げればよいのか…」
「いいの、わかってる。貴方達には反乱軍を迎え撃つほかに方法はなかった
クリアを欠いて2年以上の暴動をよく抑えていてくれたわ
ごめんね、急に国を飛び出したりして。だけど、まだ終わりじゃないの………!!!
もし、この反乱を止めることができても…!!
あいつが生きてる限り…この国に平和は来ない」
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2019年11月10日 19時
