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「じゃあ、さっきのジュゴンたちのいたあたりの河の水は…」
「海水よ。飲み水にも畑にも使えない水」
「それで枯れたのか？この町は…」
常闇君が聞くと、ミラウさんは首を横に振った
「…いいえ。稀に降る雨水を確実に蓄えることで、町はなんとか保っていたわ
つい最近までこの辺りは、緑いっぱいの活気ある町だった」
砂漠と化してしまったこの緑の町サラウェル
「だけど…ここ3年、この国のあらゆる土地では
「さっきの港町は大丈夫なんですか？」
「“ノベリア”は隣町の「ペクトル」というオアシスから水を供給してるから無事なの
降雨ゼロなんてヴェバリアでも、過去数千年あり得なかった大事件…。だけど、そんな中、一か所だけいつもより多く雨の降る土地があったの
それが首都、「セルコール」。王の住む宮殿のある町
人々はそれを“王の奇跡”と呼んだ。
港町「ノベリア」に届けられた大きな荷物
その積み荷の中身は緑色の粉だった
「その粉は、“ダンスパウダー”……」
『“ダンスパウダー”…!?』
「えぇ」
「なんだ、知ってるのか？」
切島くんが不思議そうに覗き込んでくる
まさか、ここにまで出回ってるなんて…
『…別名は、“雨を呼ぶ粉”』
「雨を呼ぶ粉!?」
尾白くんが聞き返す
『昔、どこかの雨の降らない国の研究者が造り出した代物でね、その国から霧状の煙を発生させて、空に立ち上がらせることで、空にある氷点下の雲の氷粒の成長を促して降水させるの
つまり、人工的に雨を降らすことができる粉。それが“ダンスパウダー”よ』
「要するに、“不思議粉”だな」
「雨を降らすんだろ、要は」
エースと上鳴くんが自分たちで納得する
「ん？だったら、この国にはうってつけの粉じゃねぇか」
『最初はね。“ダンスパウダー”を開発した国もその名の通り、踊るように喜んだと云う。でもね、それには大きな落とし穴があったの
風下にある隣国の“干ばつ”、わかる？
“人工降雨”は、つまりまだ雨を降らすまでに至らない雲を成長させ、雨を落とすというものだから』
「そうか…。ほっときゃ隣国に自然に降るだった雨さえも、奪っちまってたってわけか」
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サッカーバカ(プロフ) - ルナさん» わかります。ローのカッコよさ………！惚れました………また本編で出たらなぁと思っています！！！！！ (2019年10月31日 22時) (
レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - おお〜！ アラバスタの戦いは大好きです！ 私の中で上位に入ります！ ちなみに一位はドレスローザで二位はパンクハザート。 三位はシャボンディ諸島です！ 何故このお話ですって…？ ローが活躍･登場するからです！ (2019年10月27日 10時) (携帯から) (レス) id: 66cf0ac4ec (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - ルナさん» そのまさかです…！本当はウォーターセブン書きたかったんですけど、路線上書き上げ難しかったですね…夢主ちゃんの活躍、ご期待ください！コメントありがとうございました (2019年10月27日 10時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - Σどっかって言うか、確実にアラバスタに出てきたバロックワークスやんっ！ アラバスタみたいな戦い起きんのっ！！？ (2019年10月26日 23時) (携帯から) (レス) id: 66cf0ac4ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2019年10月24日 7時
