雷門の女神2 (ページ50)

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続編ページ50

ついに始まる帝国戦

『風丸…お前がなぜ影山に従順なのか、教えてもらうからな』

仲間へ

『帝国の動きがおかしい…』

「おかしいって？」

『…なぜあんな動きに…
1年前と全く違う…？』

「？」

影山の戦略とは

『風丸、これがお前のサッカーなのか!?』

「勝つためなら、これぐらい」

『そんなの、私たちが追いかけていたサッカーじゃない!!』

「海風…」

『風丸、お前は忘れたのか？
サッカーは楽しいものだろう？フィールドを駆け回りたい、ボールを追いかけたい、お前はそう言っていたじゃないか!!』

「…影山を、認めざるを得ないんだ」

『だとしても、奴がこれまでしてきたことを忘れたわけじゃないだろう!?
選手として、仲間として、私はお前を全力で止める!!』

「…海風」

『私は諦めないぞ、風丸
どんなことになっても、お前を必ず戻してやる!!
お前が私の仲間である限り、私はお前を見捨てたりなんかしない!!

影山の闇になんか、絶対に染まらせたりするもんか!!!』

女神の怒りが

『お前は、帝国のゴールを背負っているんじゃないのか？』

「俺は…」

『源田、帝国のゴールを守るのはお前なんだ』

「！」

『あんなふざけた奴にゴールを預けるなんて馬鹿げている
早く、ゴールに戻ってこい。お前と戦えることを楽しみにしているんだからな』

「…海風、しかし奴は」

『大丈夫だ、私が思い知らせてやるさ…。本物のサッカーというものをな』

今

『お前のようにヘラヘラした奴が、帝国のゴールを守れるとでも思っているのか？』

「楯突く気か!?
言っておくが、僕の父親は」

『親のすねかじりのために、源田を下ろしたと言うのなら……お前はここで消えるべきだ』

「!!?」

『お前のような人間が、帝国のゴールを守っていい訳がない
本気じゃないなら、フィールドから出ろ!!』

姿を現わす

『これが、私のサッカーだ!!』

雷門と帝国学園、戦いが今幕をあげる