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120話 気持ち ページ42

“ヒーローになりたいなんて連中とつるむ気なんかねぇよ”

緑谷「洸汰君は…ヒーローに否定的なんですね」

マンダ「ん?」

緑谷「僕の周りは昔からヒーローになりたいって人ばかりで…あ、僕も…で、この歳の子がそんな風なの珍しいな…って、思って」

平次「そうか?俺んとこは全員お前らみたいに“個性”なんか持ってへんから、この歳になって妹ちゃんやテレビでヒーローの事知ったで?」

緑谷「まじですか!?」

服部はヒーローというものにあまり関心もなく育って来たので、ヒーローというものを目指そうとしなかった
その前に事件が周りで起きていたので、自然と探偵になろうと思ったのだ

マンダ「そうだね、当然世間じゃヒーローをよく思わない人も、ヒーローをあまり知らない人も沢山いるけど…普通に育ってればこの子もヒーローに憧れてたんじゃないかな」

平次「おい、俺らは普通とちゃうんか?」

マンダ「君たちの場合は特別だよ」

頬をひきつらせた服部がマンダレイにそう言う

緑谷「普通…?」

『マンダレイさんのいとこ…洸汰君のご両親は…ヒーローだったけど、殉職されたらしいね』

平次「妹ちゃん」

緑谷「え……」

ピクシーボブとともに部屋に入って来た希良は、スマホを使いながら洸汰の両親のニュースを調べていた

『2年前、敵から市民を守るために…』

ピクシー「ヒーローとしてはこれ以上ない程に立派な最期だし、名誉ある死だった」

マンダ「でも、物心ついたばかりの子供にはそんなことわからない
親が世界の全てだもんね

自分(ぼく)を置いて行ってしまった」のに、世間はそれをいい事・素晴らしい事と褒め称え続けたのさ…

私らのこともよく思ってないみたい…けれど、他に身寄りもないから従ってる……って感じ

服部君と仲がいいのは、服部君自身が、ヒーローを目指してないから」

『お前…そういうのばっかりだな』

平次「うるさいわ」

マンダ「洸汰にとってヒーローは、理解できない気持ち悪い人種なんだよ」

『……まあ、洸汰君が思っていることに賛成』

平次「ああ、俺もや」

ドアに寄りかかり、服部と目を合わせてジトリ目で洸汰を見つめる2人に緑谷は「なんで!?」と言う

『ヒーローってさ、救えなかった人間なんていなかったかのようにヘラヘラ笑ってるんだよ?
今でもこの世界のどこかで誰かが傷つき倒れているかもしれないのに、それを助けれず手の届く場所でだけ動き、届かない場所の人間は救えない』

平次「探偵もおんなじや」

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mayumi(プロフ) - サッカーバカさん、119‐3話での平次が服部に間違えてます。 (10月23日 21時) (レス) id: 58f715f8f9 (このIDを非表示/違反報告)
mayumi(プロフ) - 神野区での戦い後にオリジナルストーリー書いて欲しいです!それはもちろん焦凍と勝己の誘拐事件です。二人を誘拐して丸太のように全身緊縛を書いて欲しいです!書いて下さいますか? (10月23日 17時) (レス) id: 58f715f8f9 (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - mayumiさん» 迷ってます 特別編でまた違う方に書くかですね。 (10月23日 15時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
mayumi - ちょっと先と言うと林間、神野編後ですか? (10月23日 12時) (レス) id: 992928189f (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - mayumiさん» ちょっと先ですね (10月21日 21時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:サッカーバカ | 作成日時:2018年10月17日 15時

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