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「そうかっ…………!!! 生きておったのか………………!!!」
『…お、おじいさん？』
肩を震わせて私を抱きしめるおじいさんは、「すまんな」と目元を押さえながらゆっくりと離れた
「わしゃァ、モンキー・D・ガープ…。海兵じゃ」
『…海兵』
「ん？どうかしたか？」
『あ、ううん!!』
ブンブンと首を横に振り、ガープさんになんでもないと伝える
「ティラはいい子のようじゃな!! どうじゃ、じいちゃんとちょっと散歩せんか？」
『え？』
「ジジイッ!!!」
ガープさんに言われて、「なァに、取って食いやせんわい」と豪快に笑いながら言う
「どうじゃ？」
『…散歩します!!』
「なっ、ティラ!!!」
『大丈夫、おじいさん優しい人みたいだし』
「ぶわっはははははは!! 人懐っこいお嬢ちゃんじゃな!!!」
『ふふふふふ』
ガープさんは海兵なのに、どこかそんなことを忘れさせてくれる優しい人だと思った
「じゃ、行こうか」
『はい』
納得のいかないエースくんに、『行ってきます』と言えば「何かあれば帰ってこい」と言われた
「ティラはこの島出身か？」
『ううん、船に乗って流れ着いたの』
「そうか…。どこの島出身なんじゃ？」
『えーと…』
ガープさんから目をそらして、『覚えてないの』と返せばガープさんは「そうか」と少し声をしんみりとさせた
「この先は、ちィとばかし道が急じゃから気ィつけてな」
『うん』
大きな手が私の小さな手を包み込んで、転けないようにゆっくり先頭して歩いてくれる
しばらく山道を歩いていくと、どこかのどかな村に出た
『ここは…』
「ここはフーシャ村と言ってな。わしの孫が住んどる村じゃ」
『孫？』
聞き返すと同時に「あ〜〜〜〜!!!」と元気な声が遠くの方から聞こえてきた
「じいちゃん!!!」
「おお、ルフィ!!!」
『ルフィ？』
こちらに走ってくる、太陽のように明るい笑顔を浮かべた男の子
ガープさんはルフィという男の子に走っていく
「どこ行ってたんだ？」
「知り合いのところじゃ」
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サッカーバカ(プロフ) - くまくまたろう。さん» ありがとうございます！ちまちまと更新していきます！容姿は私も好みです！！！金髪いい感じ〜〜〜〜 (2019年9月13日 11時) (
レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
くまくまたろう。(プロフ) - え、好きです。(唐突)楽しませてもらってます…金髪とかもろ好みです。ありがとうございます。サボは推しです。ありがとうございます。色々ありがとうございます。(？) (2019年9月5日 20時) (レス) id: 92750228b4 (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - マリン さん» ありがとうございます！ゆっくり更新ですが、よろしくお願いします！ (2019年8月20日 10時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
マリン - こちらも読ませて頂いてます！更新頑張ってください！ (2019年8月19日 21時) (レス) id: 6f6628a406 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2019年7月29日 19時
