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ｺﾞﾎﾟｯ
『(ｺﾞﾎﾟｺﾞﾎﾟｯ!!』
慌てて口押さえると、一気に引き上げられた
『ゲホッゲホッ!!!』
「だっ、大丈夫か!?」
「海水吐き出せよ!!」
髪の毛から流れ落ちる海水と、顔から落ちる海水がポタポタと波紋を作る
「だ、大丈夫か？」
「ティラ？」
『ゲホッ…だ、大丈夫…』
「そっか…。どうだった？海の中は」
『とっても綺麗だった!!!』
濡れたままの髪や顔を放って、私はエースくんとサボくんに笑いかけた
『太陽の光が反射してキラキラしてて、魚もキラキラしてて…!! 私、あんなに綺麗なもの見たの初めて!!』
興奮気味に言えば、「そりゃよかった」と2人が言う
「じゃあ次は、顔をつけたまま浮かんでみよう」
「そうだな」
『うんっ!!』
キラキラとした海の中にまた顔をつけて、トンッと軽く地面を蹴って力を抜いて浮いた
両手にはサボくんとエースくんの手が握られてて、私が溺れても大丈夫なように鉄パイプで地面を突きながら、一緒に海の中に浮かぶ
(本当に綺麗…!!)
と、エースくんがパッと手を離してきた
驚いた私は、慌ててサボくんに空いた手を差し出すとサボくんはすぐに手を取ってくれた
ホッとして、エースくんを探すと下へと深く潜り込んでいた
パチクリと目を瞬かせていると、サボくんは肩を突いて来て「こっち」と人差し指で先を指した
ゆっくりとサボくんと一緒に泳いで行くと、サンゴ礁が見えた
綺麗だろ。と、言いたげな顔で笑う彼に頷くとサボくんは片方の手を離した
空いたその手をエースくんがとって、次はサボくんが潜って行った
エースくんは泳いできた方向に指を向けて、戻るぞと目で会話してきた
私も、うん。と頷いて泳いで行く
ある程度足がつく場所まで来ると、「プハッ！」と海面から顔を出す
『プハッ』
「だいぶ泳いだな…」
『私、2人に引っ張ってもらったから泳いでないけど…』
「プハッ!! それでも、あそこまで行けたのはすげェよ」
後から泳いで来たサボくんが、「頑張ったな」と濡れている私の頭に手を置いた
「っし、ちょっと休憩しよう」
エースくんの言葉で、私たちは浜辺に上がった
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サッカーバカ(プロフ) - くまくまたろう。さん» ありがとうございます！ちまちまと更新していきます！容姿は私も好みです！！！金髪いい感じ〜〜〜〜 (2019年9月13日 11時) (
レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
くまくまたろう。(プロフ) - え、好きです。(唐突)楽しませてもらってます…金髪とかもろ好みです。ありがとうございます。サボは推しです。ありがとうございます。色々ありがとうございます。(？) (2019年9月5日 20時) (レス) id: 92750228b4 (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - マリン さん» ありがとうございます！ゆっくり更新ですが、よろしくお願いします！ (2019年8月20日 10時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
マリン - こちらも読ませて頂いてます！更新頑張ってください！ (2019年8月19日 21時) (レス) id: 6f6628a406 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2019年7月29日 19時
