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『私、巫女なの？』
「はい。エリオル様、家出をなさってる間にどこか頭でもお打ちになられましたか？」
『エリオル様!!?』
ど、どういうことよ
「？とにかく、お着替えください」
パタンとドアを閉めて出て行った侍女さん
話の内容的に、私は巫女様ということらしい
え
『なんで？』
ｶﾀﾝ
『！』
ベッドの横にあるチェストの上に飾られていた写真立てに手を伸ばす
『これ…』
この村の村長と娘さんかな？
『私にそっくり…』
女の子は私ほどの髪色じゃないけど、とても明るい青で、瞳は私よりも濃い水色
他はそっくりで、見分け方は髪の色と瞳の色ぐらいしかない
まさか、この部屋って……
本物の巫女様のお部屋なんじゃ
シエルside
「で、なんで村長を助けて欲しいわけ？」
甲板で正座をしている巫女様、エリオルさん
「おじい様は夜な夜な自分の家に作った地下へ続く階段を降りて、何かをしているんです」
「ヘェ、その何かをあんたは知ってるの？」
「…父から、聞かされました」
「じゃあ、何を成してるのかは知ってるわけなんだ」
「はい…。おじい様は、父と母が王族へ迎えられたことをたいそう嫌っていました」
「お、王族!?」
「この島の反対側にある大きなお城です。そこで私は暮らしていて、時折おじい様の村へ帰っているんです」
「なーるほどねェ」
エリオルさんは、「でも」と口を開けた
「最近のおじい様はとてもおかしいんです」
「おかしい？」
「夜な夜な電伝虫を使っては、独特の笑い声を持つ男の方と連絡を取っていたり、“青き一等星”を狙っているという者と連絡を取っていたり…」
「何!!?」
「その狙ってるっていうやつの名前、わかる!!?」
「さ、さァ…。私にはわかりかねますが、ババ様ならわかるやもしれません」
「ババ様？」
「私が住んでいる城の魔女様です」
「げェ…そんな人のとこ行くの？」
魔女って…今どきそんなのいるの？
「ババ様は、魔女といっても科学を用いたものであって、本物の魔法は使えません」
「それ魔女っていうよりも、薬師じゃない？」
まァ、ジュアの言う通りなんだけど
「で、そんなおじい様を助けてどうするわけ？
おれの仲間は、そんなおじい様は海軍に送る気だけど」
「それだけはどうかご勘弁ください!!!」
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ぷぅ(プロフ) - ヒロインちゃんやっと任務中にだけどトラ君と再会できましたね、めっちゃ感動的な再会でした｡(°´Д⊂ヽﾋﾞｪｪｪｴｴ (2019年7月7日 12時) (
レス) id: b4f5c0261e (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - ぷぅさん» ヒロインの辛さは必ず報われると信じて書いております。どんなことがあっても、彼女なら乗り越えられます、だって今までだって辛いことを乗り越えられてきたから！！！！ (2019年7月7日 7時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
ぷぅ(プロフ) - まさか2人が朝までサボの部屋で寝てたなんて(゜ロ゜)マーナに触れてたそんな手で純粋な心を持ってるヒロインちゃんに触れないで(о｀Д´)＝⊃)`з)また暴言失礼しました(T_T) (2019年7月7日 2時) (レス) id: b4f5c0261e (このIDを非表示/違反報告)
ぷぅ(プロフ) - キャー、サボが記憶を取り戻したらシエルがサボを血祭りにしてやるって思ってるなんて恐ろしい ﾋｨｨｨｨｨ(ﾟﾛﾟ;ﾉ)ﾉ でも私もサボが記憶取り戻したら「記憶取り戻すの遅いんだよ(о｀Д´)＝⊃ωΦ）」って殴りたい(○｀ε´○)プンプン!! (2019年7月7日 0時) (レス) id: b4f5c0261e (このIDを非表示/違反報告)
ぷぅ(プロフ) - ヒロインちゃんのローの呼び方がトラ君だなんて可愛い呼び方(笑)( ´艸｀)大人になって再会した際にはその時もトラ君って呼ぶのかな？その時はローはヒロインちゃんに「ガキじゃないんだからトラ君じゃなくてローって呼べ」って怒られそう(笑)(´∀｀*)ｳﾌﾌ (2019年7月6日 21時) (レス) id: b4f5c0261e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2019年6月17日 9時
