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エース君と戦ってしばらく経った日…
『フー…。なんとか洗濯掃除、武器磨きに靴磨き全部終わった』
額に流れた汗をぬぐいながら、洗濯カゴを持ち上げる
あれからエース君とは話していない
それどころか、話しかけようとしても睨みつけられてそのまま歩いて行かれる
『嫌われちゃったのかなァ…』
ダダンさんの山賊家の近くの森をテクテクと歩いていく
そこなら、何かあればすぐに帰れるし山道に慣れるための散歩でもある
「セレナー!!」
『サボ君』
「あれ、エースは？」
『サボ君、見てないの？』
「街に行ったのか？」
サボ君と近くの切り株に座る
「え？エースと？」
『うん…。私、エース君に酷いことしちゃったのかな』
「うーーん…」
唸りながら考え込むサボ君
「まァ、もうちょっと待ってやってくれよ」
『え？』
「エースにはエースなりのペースがあるんだ。
大丈夫、ちゃんと仲良くなれるよ」
『……うん』
ちょっとばかり、不安だな
「……」
その夜…
「セレナ、さっさと寝なよ。あんた、まだ怪我治ってないんだからね」
『はい』
食事の後片付けを終わらせて、エース君と寝ている部屋に戻る
寝具の準備をしていると、カタン…と後ろから音がした
『エース君』
「……」
部屋に入ってきたのは、エース君だった
『……？』
ずっと私を見つめている
「なァ」
『？』
「“ゴールド・ロジャー”って、知ってるか？」
ゴールド…
あ
『海賊王？』
「…………、ああ」
『……、それがどうかしたの？』
「ソイツに、子供がいたらどうする？」
『子供…？』
もしかして…
『私は、その子とお友達になりたいよ』
「……!!?」
『どんな親から生まれようが、どんな親に育てられようが、親は親、子は子だよ』
「海賊王の子供だぞ!!?」
『それが何？』
「……!?」
君がずっと悩んできたと思う事
『親が何を成してきたのか、それはそれ。
子供がそれを受け継いでいるわけでもない
親から生まれた子供に、罪はないよ』
「…………。」
エース君は「そうか…」と小さく呟いた
君が周りの人から何を言われたのか、私はわからない
でも、今の君の中に取り巻く環境を少しでも拭い去れたらいいかな…
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サッカーバカ(プロフ) - チョコ＆ピーナッツさん» ありがとうございます！！！！！セレナちゃんは私の中でおっとりと優しい子として書いていこうと思います。これからもよろしくお願いします！ (2019年5月20日 13時) (
レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
チョコ＆ピーナッツ(プロフ) - 新作おめでとうございます！！ワンピース…！！幼少時代大好きなので嬉しいです！セレナちゃん…！またまた可愛い名前の夢主ですね！素晴らしきネーミングセンスに乾杯！これからも頑張って下さい！！ (2019年5月19日 21時) (レス) id: 131b6cb561 (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - ミリアさん» ありがとうございます！！！！！！初ONE PIECEなので、口調が迷子だったりしますが、よろしくお願いします (2019年5月19日 19時) (レス) id: 7487ed3f06 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - この作品も凄く気に入りました!!続きが楽しみです!!今後も無理せず更新頑張って下さい。 (2019年5月17日 18時) (レス) id: 45b985bd75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2019年5月16日 22時
