16話 止まれ、トラ男！ ページ25
ボロボロに殴られまくったサンジの顔はもはや腫れあがっており、原型を留めてはいなかった
「あのクマ公たちが作戦を喋ったに決まってるじゃない!!!」
「ベポたちはしゃべるくらいなら死ぬ!!! みくびるな!!! 助けて話を聞きゃわかる!!」
「待て!! 敵の思うツボだ、トラ男!!」
「まずは、その顔の手当てしましょうよ…!!」
えびす町で困っている人を助ける優しい人が現れたという情報を聞きつけたナミたちは、その人物が隠れ家にしている家に押し入った
本人たち曰く、人助けをする人間に悪い奴はいないからと
押し入られた影は「ひょああああああ!!?」と叫びながら驚いていたが、ナミたちのことを知って「どうぞ！」と温かく迎え入れた
しのぶやカン十郎は信用ならないと言ったが、ナミたちが懐いたために渋々中に入ったのだ
そして、今現在これだ
「捕まった奴は消しなさいよ!! 口封じよ!!」
「なんだと!?」
「忍の世界じゃ常識よ!!! 遊んでんじゃないのよ、わたすたちは!!!
“20年”もこの時を待ってたんだ!!! 失敗したらもう二度とチャンスはないのよ!!?」
「落ち着いてください!! なんの作戦かは僕は聞きませんが、落ち着いていないと見えているものが見えなくなります！」
「…………っ」
「ここはお互いに落ち着いてどうするか考えましょう」
影に言われて、不思議と双方は落ち着いた
なぜだ？初対面の人間に
疑問に思う中、「いよっ!!」とガラリとドアを開けた男がいた
「あ、こんにちは」
「こんにちは、あんちゃん!!」
「この人は？」
「この家の家主さんです。僕が宿無しなのを見かねておいてくれて」
中に入ってきた男は「もしやしのぶちゃん!? カン十郎くん!!?」としのぶとカン十郎の顔を見て驚いている
「コレが今都で話題で!! あっしゃあ興奮しちまったよ!! 始まるのかい？“決戦”が…!!!」
決戦、と聞いて、影は少しだけ唇を噛んだ
(僕たちはどうやら…とんでもない闇と戦うみたいだ)
影が思い出したのは悲惨なあの記憶
仲間が、友人が、倒れては消えて行くあの悪夢のような記憶が呼び起こされた
ああならないように、しないように、しないために
もっともっと強くなると誓った
「あの…！」
「「？」」
「微力ながらにも…！僕たちも、戦いたいです!!」
この国であんなことをさせないために
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サッカーバカ(プロフ) - 再生さん» コメントありがとうございます！鬼滅は前々から考えていたのでどこかのタイミングで出せたらなと思ってます！！出した際にはどうぞよろしくお願いします (2023年2月10日 13時) (
レス) id: c458529519 (このIDを非表示/違反報告)
再生 - このシリーズ好きすぎます！！よろしければこのシリーズで鬼滅やってくれませんか。？ご検討ください！！ (2023年2月10日 13時) (レス) @page32 id: 8bf00698fe (このIDを非表示/違反報告)
りななん。(プロフ) - サッカーバカさん» 返信有難うございます!!わわ！！楽しみにしてますね!!!わ、そうだったのですね…何時でもお待ちしております!!! (2023年2月3日 16時) (レス) id: b86b7f9bb7 (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - りななん。さん» ありがとうございます！これから、ワノ国での戦いや再会、いろいろと派手にやり散らかすので待っていてください！私、チェーンソーマンは苦手意識があるので書くかわかりませんが考えておきます！これからもよろしくお願いします！ (2023年2月3日 16時) (レス) id: c458529519 (このIDを非表示/違反報告)
りななん。(プロフ) - このシリーズ大好きなんですけどダントツでやっぱりワノ国編が大好きです!!等々再会…?!更新楽しみにしてます!!!また、この元殺し屋はヒーローになるでチェーンソーマンやるのどうですかね…?!ご検討頂けますと幸いです!!! (2023年2月3日 15時) (レス) id: b86b7f9bb7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2022年7月28日 10時
