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試合が進んで、町内会チームのセットポンイトになった
けど、まあ…旭さんのスパイクに日向のブロックが通じるわけもなく1セット目はそのまま取られた
2セット目が始まり、同点になった頃、旭さんのスパイクに俺が構えた途端
『日向!!!』
「えっ」
ﾊﾞｶﾞｧﾝ!!!
「!? ばっ…」
「うわああああ!?」
「ギャーッ」
「日向!!」
『デコ、かち割れてない？』
すぐに駆け寄っておでこを抑えて唸って泣いている日向の手をどかしてペチペチと確認するも、頑丈な額であるのを確認した
「大丈夫かっ」
「大丈夫かあああ、ゴメンなあああ」
「どう考えても、ボケッとしてたコイツが悪いでしょ」
『赤くなってるだけで特に異常はないけど…念のため休憩する？』
「大丈夫！かわしきれなかっただけだし、顔面受け慣れてるし！」
『いや、慣れるなよ…』
とりあえず、心配はいらないな…
ホッとしたのも束の間、背後からゴゴゴと怖い気配がして俺は振り向けない
日向、やめろ、怯えるな…俺すっごく怖い
「………なに、ボケェーっとしてた…試合中に…」
「あ、う、あ〜…」
『日向、俺を盾にするなっ…』
「…俺は知ってるぞ…」
「!?」
(頼むから俺を巻き込むな…)
影山の凄みは、赤羽よりも怖いかもしれない
いや、俺の中で1番怖いのは乾いた笑みで「頑張りなさい」を言う浅野理事長だし
いや、浅野も怖いし…みんな怖い…
「「エースはかっこいいけど、自分の1番の武器が囮なんて地味でカッコ悪い」
「自分に東峰さんみたいなタッパとパワーがあればエースになれるのに」」
「えっ」
「そっ、そんなこと思ってない！……くも、ない…けど」
『……日向』
「？」
俺を盾にしている日向に向き直り、俺は少しだけ微笑む
『エースがいるってわかってから、日向は興味とか憧れとかの他に嫉妬してたよな？』
「っ！」
「試合中に余計なこと考えてんじゃねーよ」
『羨ましい気持ちはよくわかるよ』
俺だって、日向の立場なら絶対旭さんを憧れて嫉妬してた
「……羨ましくて、何が悪いんだ」
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マッカチン(プロフ) - 夢主くん、声が似てるのは…………中の人が同じだからだよ（ﾒﾀｧ） (2022年5月28日 13時) (
レス) @page21 id: 51f6b24a5c (このIDを非表示/違反報告)
ヨサミ(プロフ) - 音駒って東京都立… (2022年4月17日 22時) (レス) @page48 id: 3c225dc68d (このIDを非表示/違反報告)
桔梗 - いつも楽しく見ています。訂正箇所があります。14ー3の最初の文1セットの終わりならマッチポイントではなく、セットポイントでは？ (2021年5月26日 15時) (レス) id: 14b5ee2857 (このIDを非表示/違反報告)
Sasa(プロフ) - この作品がすごく好きです！これからも更新頑張ってください!! (2021年3月22日 3時) (レス) id: 30aaea40ee (このIDを非表示/違反報告)
江華。 - 烏野の偏差値が大体60で、青葉城西が大体80くらいなので、椚が丘は大体90くらいだと思います。 (2021年3月4日 18時) (レス) id: e84559c347 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2021年2月21日 17時
