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「小っちゃいキミ、最後のブロード凄かったね！」
「え"っ。あっえっ、エヘヘ」
「今日は最後の数点しか戦えなかったけど…次は最初から前回で戦ろうね」
「！」
「あ、そうそう。サーブも磨いておくからね」
「ね、暁くん」
『ん？』
こそっと矢田が俺に耳打ちした
少し屈むと、矢田はあの人を見ながらヒソヒソと話し始めた
「及川さんって、性格悪いの？」
『うん、まあ…俺が見た中で1番悪いと思う…』
「カルマくんよりも？」
『赤羽は、人を揶揄うのが好きなだけだしイタズラ好きな奴だけど…あの人は、ホンットウに性格が悪い…
矢田、気をつけろよ。あの人は女の子にすぐ声かける』
「うん、大丈夫」
俺、あの人のことちょっと苦手だからな…
良い人だけど
「キミらの攻撃は確かに凄かったけど、全ての始まりのレシーブがグズグズじゃあすぐ限界がくるんじゃない？
強烈なサーブ打ってくるやつは何も俺だけじゃないしね
インハイ予選はもうすぐだ。ちゃんと生き残ってよ？
俺はこの、クソ可愛い後輩を公式戦で同じセッターとして正々堂々叩き潰したいんだからサ」
『な？』
「カルマくんよりも性格悪いね」
俺が頷けば、矢田は「あ」と声を出した
なんだ…と俺が矢田の視線の先を見れば、バチリと完全に合った茶色の瞳
「…やっぱり〜」
『っ…』
「月宵だっ」
『…………はぁ、久しぶり…』
「久しぶり〜！っていうか、なんで青葉城西を併願で受けたのっ！専願にしろよっ！」
『お、俺の進路にケチつけないでよっ…』
ぐにっと頬をつままれ、ギリギリと力を込めてくる
痛いって
「暁、知り合いなのか？及川さんと…」
「知り合いも何も…月宵にサーブを
「「はあああああ!!?」」
「教え、た!?」
「大王様から!?」
『う、うん…って言っても、中2までだけど…』
「俺は1回も教えてもらったことないんだぞ!? 暁コノヤローッ」
『ちょっ、やめろって…！』
影山に胸ぐらを掴まれ、必死に宥める
俺、なんでこんなことばっか
「サーブの威力は見れてないけど、レシーブもブロックも上達したじゃん
一体、どこの誰に教えてもらったのかな？」
『…友達。別に良いでしょ、俺が誰から教えてもらおうが』
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マッカチン(プロフ) - 夢主くん、声が似てるのは…………中の人が同じだからだよ（ﾒﾀｧ） (2022年5月28日 13時) (
レス) @page21 id: 51f6b24a5c (このIDを非表示/違反報告)
ヨサミ(プロフ) - 音駒って東京都立… (2022年4月17日 22時) (レス) @page48 id: 3c225dc68d (このIDを非表示/違反報告)
桔梗 - いつも楽しく見ています。訂正箇所があります。14ー3の最初の文1セットの終わりならマッチポイントではなく、セットポイントでは？ (2021年5月26日 15時) (レス) id: 14b5ee2857 (このIDを非表示/違反報告)
Sasa(プロフ) - この作品がすごく好きです！これからも更新頑張ってください!! (2021年3月22日 3時) (レス) id: 30aaea40ee (このIDを非表示/違反報告)
江華。 - 烏野の偏差値が大体60で、青葉城西が大体80くらいなので、椚が丘は大体90くらいだと思います。 (2021年3月4日 18時) (レス) id: e84559c347 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2021年2月21日 17時
